幼稚園児や小学生が歩いたり走ったりしているのを見ていると、体格がよく安定していて、不思議と安心して見ていられる子から、華奢でフラフラしていてコケてしまいそうで心配になるような子など、子供によって動きの印象は様々です。
どれが良いとか悪いとかではありませんが、もし運動を上手にできるようになりたいとか、打ち込みたい競技があるという場合は、やはり子どものうちから身体の使い方を覚えていると後に有利に働きます。
そしてその鍵を握っているのは「体幹」。体幹がしっかりしているか否かで運動のパフォーマンスはかなり左右されます。
子どものうちから体幹を鍛えるために、今回は子ども向け体幹トレーニングを紹介します!
1.片足バランス(動画0:39~)
片足という安定感のない状態にして姿勢を保たせることで体幹トレーニングになります。
子どもは大人に比べると集中力が低く飽きやすいので、10秒ずつくらいで区切って、以下のような色んな種類の片足バランスを取り入れましょう!
1.両手を横に広げ、片膝を前に、おへそくらいの高さまで上げる
2.両手を横に広げ、少し上半身を横に倒し、片足を横に、膝を伸ばしたまま上げる
3.2のさらに足を高く上げたバージョン
4.両手を横に広げ、上半身を前に倒し、片足を後ろに上げる
大人の方も一度試してみてください。意外にフラつきます。フラつきをできるだけおさえながら耐える練習です。安定してできるようになるまで継続しましょう!
2.片手バランス(動画3:53~)
<やり方>
・腕立て伏せの体勢から、上半身も骨盤も横に向け、足のつま先も横を向くようにする
・片手と足で身体を支え、反対の腕は天井方向に伸ばす
・この時お尻が落ちないように、頭から足までが一直線になるようにする
・この状態で10秒キープ
大人がやればなんてことないですが、子どもはこれが難しいと感じる子もたくさんいます。これも立派な体幹トレーニング!はじめは秒数が少なくてもいいので、きれいな形でできるよう継続して行っていきましょう。
余裕でできる場合は、片足も上げて、片手片足で身体を支える形にするとさらに難易度が上がります!是非チャレンジしてみてください!
3.クモあるき(動画8:32~)
<やり方>
・座った状態から、肩の下に手をつく(手の指先が足の方を向くように手をつく)
・おへそを天井方向にしてお尻を持ち上げ、両手両足で身体を支える
・お尻を持ち上げたまま前、後ろ、横へと10歩ずつくらい歩く
これが簡単に出来る場合は、おへそをより高く持ち上げたり、歩く歩数を増やしたりして強度を上げていきましょう!クモあるきでその場で回転するのも楽しいですね!
子どものうちから遊びの中で体幹を鍛えられれば、その後運動においては非常に有利になります!是非お家でもやってみてください!
動画内では他にもおもしろいトレーニングが紹介されています。興味がある方は最後までご覧ください!