2024年パリオリンピックへの出場権をかけて、4月AFC U-23アジアカップカタール2024にサッカー日本代表選手達が臨みます。同グループには、韓国、UAE、中国と強豪がいる中で同グループの上位2チームに入り決勝ラウンドへ進み、そして大会の上位3チームに入ってやっとパリへの切符が手に入ります。
U-23代表の細谷真大選手は、柏レイソルのアカデミー出身の代表選手です。2022年にJ1リーグ33試合で8得点を記録し、Jリーグのベストヤングプレーヤー賞を受賞しました。その勢いで同年にA代表にも召集され、U-23のオリンピック代表としても活躍が期待される選手です。
今回は、細谷選手が得意とする「裏への抜け出し方、強いシュートの打ち方」について解説していきます。
DFの裏抜けからゴールを狙う
フォワードがパスを受ける際には、シュートが打てるようなフリーの状態で受けられると理想的です。仲間とパスを受ける選手の間にDFがいる場合、パスの受け手が先に動き出すと同時に、DFが取れないような少し先の位置にパスを出します。
このDFの裏抜けの動きのポイントとして、細谷選手は以下3つのポイントを語っています。
- 相手の背後にポジションを取る
- トラップする足に重心を置き、スピードに乗る
- トラップ後、ゴールキーパーとゴールの位置をしっかり把握する
細谷選手は、裏抜けの際のトラップを大きめに取るようにしているそうです。完全にフリーで受ける状況は少ないですが、腕を使って相手を抑えながら、ゴールに近づけるように大きなトラップをするよう心がけていると語っています。
強いシュートの打ち方
ゴールを奪うためには、強いシュートが打てることも必要です。細谷選手は強いシュートのコツとして、二つの点を指摘しています。
- 軸足を強く踏む
- 体重を前にかけて、仰け反らないようにする
時と場合によってシュートは使い分けますが、ロングシュートの際は強いインパクトが必要なので、なるべく強いシュートが打てるように、このポイントを意識していると語っています。
フォワードは点を取ることが仕事です。どんなシチュエーションからでもゴールが狙える頼もしい選手になるために、日々練習しましょう!
それでは動画をご覧ください。