トレーニングが続かなくなるような習慣・行動・考え方はいくつかあります。今回紹介する内容を参考にして、トレーニングや運動を長く続けてほしいと思います。
やる気やモチベーションに頼る
モチベーションややる気に頼ると、やる気のない日が出てきます。人間なので気分の浮き沈みがあり、モチベーションが低い時にジムにいかなくなってしまいます。なので、やる気やモチベーションに頼らずルーティン化して、仕事の後に、何時になったら、何曜日は、朝起きたら、など決めましょう。一貫してトレーニングスケジュールを確立し、それに従い習慣づけることが大切です。
行ける日に行く、時間が空いたら行くという風にすると決定が必要になります。ジムに行くか行かないかという決断が必要になるので「決断の工程」が増えてしまいジムに行くことに対する心理的なハードルが上がってしまいます。思考を挟まず、何をしたら行く、何時になったら行く、という風にするとよりジムに通いやすくなります。
非現実的な目標設定をしてしまう
達成が難しい目標を設定してしまうと失敗や挫折感を味わってしまいます。例えば、「3ヶ月以内に20キロ痩せる」「3ヶ月ですごい筋肉をつける」など実際にはかなり難しい目標にしてしまうと達成が難しくなり挫折感を生みやすくなります。
大きな目標を設定して失敗するよりも、絶対に達成できる小さな目標から設定し少しずつ目標を上げていくことにより習慣づけやすくなります。なので、実現可能・達成可能な目標を設定することが非常に重要です。かつ、現実的な目標設定に加え、明確で具体的であると良いです。
「運動する」ではなく、「ジムに行く」という風にしましょう。「運動する」だと少し具体性に欠けてしまい実行しにくくなります。「月曜日の仕事終わりにジムに行く」などにしましょう。
痩せることが目標の場合は「痩せる」という抽象的な目標ではなく、間食を減らす、大盛りから普通盛りに変える等、具体的な行動を目標にしましょう。自分が達成可能で具体性と目標を少しずつ段階を踏んで目標設定をしてあげるとより運動は習慣づきやすくなります。
他者と比較する
SNSなどで憧れの身体、色々ないい身体の人をみるとモチベーションが上がるという一面もありますが、他人と自分を比較し過ぎると自己評価を下げてしまい結果的にモチベーションが下がる場合もかなりあります。トレーニングの成長スピードや身体の変化はかなり個人差があるので、自分自身の進歩に焦点を当てることが非常に大事です。
短期で成果を求めてしまう
短期の目標・成果を求めてしまうとなかなか厳しくなります。特に身体づくりは長期で見ないと結果が出にくいので、短期の成果だけを求めず、過程も評価してあげると継続しやすくなります。「ジムに行くことができた」など、結果だけでなく過程も自分の中で評価してあげることも大事です。「重量が少し伸びた」など、少しの変化でも楽しむと自分の気持ちも楽しくなります。
トレーニングを長く続けるコツは、トレーニングのルーティンが固定化されてしまうと飽きてしまう面もあるので色んな種目をやってみたり、色んなジムに行ってみる、トレーニングメニューを変えてみるなども効果的です。また、トレーニングパートナーやジムの仲間がいると継続しやすくなります。たまに目標を達成できたら自分にご褒美を与えるのも良いと思います。