トレーニングをしようにも何かやる気が出ない、以前と違ってモチベーションが低下している。これはトレーニングをしていると誰でも一度は感じたことがあることだと思います。今回はやる気が出ない時の対処法を説明していきます。
トレーニングの心技体
身体作りは「体」の部分だけと考える人がいると思いますが、身体作りにおいても心技体があると思っています。トレーニングをするための心、狙った効果を得るトレーニング技術、知識、トレーニングをやり切る体力という部分で「心技体」となります。身体を通して、厳しいトレーニングを通して心を鍛える、厳しい技術練習を通して心を鍛えることはできると確信しています。
ダメだと思ってしまう心の反動
体を通さずに心だけ鍛えることができるのかという疑問を解決したいと思っています。環境が変わり国際大会に複数回出場し、生活のセットアップ、戦争、緊急帰国と少し落ち込んだ心を無理やり立て直し、世界選手権という流れになったので少し心を休める時期が必要だという風に思っています。ずっと熱い情熱を持ち続ける、これができればいいですがそうもいかず波があると思います。交感神経がずっと高ぶっているわけにはいられないように、交感神経は優位になるということ同じで一気に振った場合には大きな反動が出ます。
忙しさで時間がないことを理由に今はトレーニングをあまりやらなくていいかと思い過ごしています。しかし、自分はなんてダメなやつなんだと思ったりすることもありますが、本質的には必要な時期だと思っています。なのでそういった状態でも問題ないと考えるようにしましょう。
血液マーカーから分かる心技体の状態
大会前のトレーニングと大会後のトレーニングでメニューは同じものを行ったのにも関わらず、筋損傷の程度を示す血液マーカーの結果から大会前と比べると大会後の数値は1/6も数値が減少していたことがわかりました。同じ内容でも心が伴わないとこれだけの差が出るということが明らかになりました。ですが、この心の振れ幅は仕方ないと考えるようにしましょう。情けなさという考え方を変えることも大切です。
私も、大会前と大会後は全く変わると実感しています。なのでそこは割り切ってダメな自分を認め、心と身体を整える時期と捉えて過ごせるようになりました。そこで大会前と同じように取り組もうとすると「心」が伴わずいい結果には繋がらないと思います。「心」を整えるって大切ですね。
参照元:【筋トレモチベーション】血液マーカーで心技体の状態がわかる!?やる気が出ない時の対処法【新・バズーカ岡田チャンネル】 #バズーカ岡田