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知らないと損!トレーニングの基本中の基本 3原理5原則のうちの5原則について解説 |筋トレ 有酸素運動 全面性 漸進性 反復性

知らないと損!トレーニングの基本中の基本 3原理5原則のうちの5原則について解説 |筋トレ 有酸素運動 全面性 漸進性 反復性

トレーニングには原則原理があることを知っていますか?

トレーニングの基本中の基本です。これを理解したうえでトレーニングを行っているかどうかで、トレーニングの方法が変わることはもちろん、トレーニング中の意識も変わるため、トレーニング効果にも大きく影響します。

調べると情報はたくさん出てきますが、そもそもこういったものがあるという事を知らないと調べようがないですよね。

基本過ぎて意外と説明される機会が少ない原理原則。今回は基本に立ち返ってトレーニングの3原理5原則のうちの5原則について解説します。

トレーニングの5原則

全面性の原則

体の一部だけをトレーニングするよりも、全身の様々な部位のトレーニングも行った方が効果的だという原則。

足を速くしたいからと言って足ばかり鍛えるより、上半身のトレーニングも行った方がトレーニング効果が上がるということです。何かの動作をする際、1つの筋肉だけしか使わずに動くなんてことは有り得ません。全身が連動しています。一部位だけでなく、全身くまなく鍛えていきましょう!

漸進性の原則

トレーニングの負荷を少しずつ上げていく必要があるという原則。過負荷の原理とあわせて「漸進性過負荷の原則」と言われることもあります。

負荷を一気に上げるのではなく「少しずつ」上げていくということがポイントです。裏を返すと急には伸びないということですね。トレーニングは焦らず地道に続けていくことが大切です。

反復性の原則

継続性の原則とも言われていて、ある程度反復・継続しないと効果は望めないという原則。

その時の流行りの種目に飛びついたりと種目をコロコロ変えるということも反復性の原理からははずれますので、トレーニング効果が出にくくなります。一度決めたトレーニングは流行りなどに流されることなくある程度継続しましょう。

個別性の原則

年齢や性別、体型や体質、目的などそれぞれに合った最適なトレーニングがあるという原則。

当たり前ですが、20代の体格が良い男性と、70代の細い女性とが同じトレーニング内容でいいわけがありません。

また、これは目的によっても同じことが言えます。筋肥大目的なのか、競技のパフォーマンスアップ目的なのかでも最適なトレーニング内容は異なります。こちらは意外に意識できていない方が多いかもしれません。

トレーニングの目的を再確認して内容を見直してみてください!

意識性の原則

何のためにそのトレーニングを行っているのか、理解し意識することでトレーニング効果が向上するという原則。

とりあえず言われたからやっている人と、目的を分かって意識しながらやっている人とでは、後者の方がトレーニング効果が向上します。

筋トレでも、今行っている種目はどの部位を鍛えているのか、なぜこの重量なのか、なぜこの回数なのか、説明できますか?

トレーニングには全て目的・理由があります。トレーナーに言われたから行うのではなく、しっかり目的・理由まで確認して、意識性の原則を上手く使い、効率よく筋肉を育てていきましょう!

上記5つを知らなかった方は、これらを理解するだけでトレーニング効果は確実に変わります!これは筋トレのみならず競技に特化したトレーニング有酸素運動など全てにあてはまる原則です。この機会に理解を深めておきましょう!

それでは動画をご覧ください。

参照元:トレーニングで”伸びる人”と”伸びない人”は、コレを知っているかどうかで決まります。【筋トレ】 

ABOUT THE AUTHOR

パーソナルトレーナー井上美紀
筑波大学 体育専門学群卒業後、約12年間のサラリーマン生活を経てパーソナルトレーナーに転身。一人ひとりその日の調子を見て「トレーニング」「ストレッチ」「整体」を組み合わせた施術で、その人が持っている力を最大限に引き出すサポートをしている。年代は未就学児から70代までと幅広く対応。肩凝り・腰痛・不定愁訴などの対応をメインとしながら、頚髄損傷を含む身体障がい者へのトレーニング・ケア、パラアスリートのサポートも行っている。
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