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寝る前の筋トレは悪?トレーニングをするのに一番効果の高い時間|夜トレ 筋肥大 空腹ホルモン テストステロン

寝る前の筋トレは悪?トレーニングをするのに一番効果の高い時間|夜トレ 筋肥大 空腹ホルモン テストステロン

トレーニングをする時間は人それぞれ違いますし、朝トレが合う人合わない人、夜しかトレーニングができない人など理由は様々だと思います。

今回は何時ごろのトレーニングが一番効果が高いのか説明していきます。

夜からトレーニングをすると

一般的に夜中にトレーニングをすると寝つきが悪くなり睡眠の質が悪くなるという風に言われています。

2019年に6:00~7:00の間で30分、14:00~15:00の間で30分、19:00~20:00の間で30分のトレーニングをするグループに分けて睡眠の質とトレーニングの質はどう変わるのかとい研究が行われました。

結果は、どの時間帯でもトレーニングの質は変わらず、夜のトレーニングは睡眠の質を下げることなく、空腹ホルモンの数値も下がることがわかりました。

ただし、寝る90分以上前に終えたトレーニングなので、トレーニングをして帰宅後すぐに寝るという行為は睡眠の質を下げる可能性があるので、夜のトレーニング後は最低90分以上時間をおいてから寝るようにしましょう。

トレーニングの質を下げる時間帯

トレーニングの時間帯を統一することで、疲労感と生活の質が大幅に改善する可能性が示唆されていて、一方でトレーニングの時間を統一しないとなると体重増加のリスクが大幅に向上し、健康面からみるとマイナスになることが明らかになっています。

日によってトレーニングの時間帯を変えてしまうといつもは感じない疲労感やダイエットの成果が出ずらく、トレーニングの継続率が低下する可能性があります。なので、自分の生活リズムに合わせた継続しやすい時間帯が一番筋肥大に良いと言えます。

時間帯で筋力、ホルモンが変わる?

朝のトレーニングと夜のトレーニングで比較すると、筋力の発揮は夜のトレーニングの方が大きくなったようですが、筋力増強、筋肥大を比べるとどちらも変わらないようです。

同様にホルモンに関しても、朝でも夜でもテストステロンの上昇率の変化はないとわかっています。

朝や夜という時間帯は関係なく、同じ状況でトレーニングを続けることが大切だとわかりました。今まで夜トレーニングをしていた人が、朝トレに変えると力が出ないと感じるのは

慣れの部分で、一定期間継続すれば問題なく以前のように筋肉は適応してくれますので、安心してトレーニングに励みましょう。

参照元:【筋トレ科学】何時からの筋トレが一番効果が高いの? ~寝る前の筋トレは悪なのか?~

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パーソナルトレーナー横關裕二
国士舘大学体育学部卒業後、消防官として勤務する傍らボディビル競技を始める。トレーニングによる自身の成功体験からより多くの人へトレーニングの成功体験を伝えるためパーソナルトレーナーへ転身。
得意分野はボディメイク、ダイエット指導

ボディビル競技での入賞実績多数▼
2023年関東クラシックフィジーク選手権
オーバーオール優勝
2023年日本クラシックフィジーク選手権
175cm以下級 準優勝
クライアント様も入賞実績多数有り。

現役の競技者の為、常にアップデートされた自身の経験を活かした指導で最短での目標達成へのサポートをしている。
ライトなダイエットからコンテスト競技者まで年代は20代から60代まで幅広く対応。
ボディビル競技での日本代表として国際大会への出場を目指し日々トレーニングに励んでいる。
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