・ボールを投げると肩に激痛が走る
・肩を回すだけで激痛が走る
このような症状になったことのある選手は多いのではないでしょうか。筆者もそのうちの一人でした。ボールを投げる度に「ビリッ」とした強い電流が肩から流れ出した感覚があり、練習が終わると肩が上がらないこともありました。肩痛は本当に辛いです。
うまくなるために練習を頑張るのはとても大事なことですが、身体あってこその野球選手なので、どこか痛い時はしっかり休むことも仕事です、と今更ながら思ってます。
今回紹介する動画は「自分は野球肩になっているのか」のチェック方法です。そもそも野球肩というのは、一種の職業病のようなもので、肩を頻繁に使う野球選手において肩へ負担をかけ過ぎたために起こる肩痛です。動画でやっているチェックを実施してみて、もし肩が痛いのであれば、肩を休ませたり、肩のストレッチを入念にやるなどをすると良いでしょう。
一つ目のチェック方法は、腕を前に出してそのまま頭の上の方へ上げていきます。この時に、肩の前の方や後ろ側(肩甲骨付近)に痛みが走ったら野球肩の疑いがあるかもしれません。
二つ目のチェック方法は、手のひらを上にして腕を肩のラインまで水平に上げてから、腕を頭の上の方に上げていき、両方の手のひらをタッチします。この時にも、一つ目と同様に、肩の前後あたりに痛みが走ったら野球肩の疑いがあるかもしれません。
最後三つ目のチェック方法は、片腕を背中に回し、手の甲を背中に当てます。これを両腕行い、両腕とも同じ高さで背中に当てることができれば問題ないですが、右投げの場合、右腕だけが背中に手を回した時に高く上げられなかったり、腕を背中に回した時に痛みが走ったりすると野球肩の疑いがあるかもしれません。
以上のチェックを実施してみて痛みが走ったのであれば、まずはすぐに肩を休ませましょう。楽しい野球を続けるためには肩を休ませることも大変重要です。「無理せずゆっくり」を心がけて行きましょう。
また選手は黙っていると無理に頑張り過ぎるところもありますので、親や指導者の方々がこまめにチェックしてあげるのも良いでしょう。
では動画を確認の上、自分の身体のためにチェックしてみましょう。
動画引用元:【野球部に!!】野球肩の調べ方!