特に走塁時に多いですが、
・ダッシュして素早くしっかりストップすること
・ストップして逆方向に素早くターンすること
・ターンの後にダッシュし、早くトップスピードになること
というシーンは数多くあります。ランナーとして挟まれた(ランダウンプレイ)時や、守備でも猛ダッシュの後にストップしてから身体を切り返しスローイングすることもあります。ダッシュしてしっかりストップすること、ストップしてすぐに身体を切り返しターン数こと、ターンしてから早くダッシュすること、は通常なかなかやらない動きなので、日頃のトレーニングに取り入れてないと、身体が追い付かないことがあります。
練習内容は、マーカーを全部で5つ縦に並べます。合図と同時に3番目のマーカーまでダッシュしてストップ。身体を切り返しターンしたら、2番目のマーカーまで素早く戻ります。2番目のマーカーでもしっかりストップして、ターンしたら、最後の5番目のマーカーまでダッシュし、ストップします。という練習内容になります。
動画を見れば分かると思いますが、1本行うとおよそ5秒〜6秒ぐらいで終わります。たったそれだけの時間にも関わらず、しっかりストップし、素早くターンし、一気に加速に乗れる選手もいれば、そうではない選手に分かれ、結果、2、3歩ほど差がついている場合もあります。この2、3歩は非常に大きいです。アウトになるのかセーフになるのか大きな境目になります。
アジリティートレーニングが基本地味なトレーニングが多いですが、俊敏性を意識して向上させるトレーニングを取り入れないと、
あと1歩早ければ
という悔しさをいつまでも味わうことになります。野球をやったことのある方であればお分かりになると思いますが、野球において「1歩」は本当に大きいです。どのスポーツにも関係することかもしれないですが。
ぜひ動画を参考にアジリティートレーニングを取り入れてみてください。
動画引用元:【高知商業】マーカーを使ったアジリティ(アイ)