元プロ選手やトレーナーの方と、身体作りや大事な身体の部位の話しすると「股関節」というキーワードが出ることが非常に多いです。
・ゴロの捕球体勢
・キャッチャーの構え
・投手の下半身の安定
など、股関節という部位は、野球のプレーのパフォーマンスに直結しやすい部位です。なので、元プロ選手やトレーナーの方も、すごく意識している部位であることは間違いないです。股関節の柔軟性を上げることや股関節周りの筋肉を鍛えることは、とても重要だと言えます。
特に男性は「女性と比べて股関節が硬くなりやすい」と言われます。なので、男性の場合は、日頃から注力して柔軟を行う部位であり、意識して鍛える必要のある部位でもあります。
最近のプロ野球選手は、肩甲骨だけではなく、股関節の柔軟性が高い選手も目立ちます。以前、紹介しました「柔軟トレーニング 股関節を柔らかくしてピッチング力を向上させる」の記事では、東京ヤクルトスワローズの小川泰弘投手の股関節の柔らかさを記述しましたが、小川投手は簡単に股割りが出来るほど、股関節が柔らかいです。小さい身体でも、あれだけの球速・球威で投げるのは、股関節の柔軟性が源になっていると思います。
今回紹介する動画は、股関節の柔軟性と股関節周りの筋力をアップさせる「四股立ち相撲ウォーキング」というトレーニングです。実際に筆者もやってみましたが、1往復するだけでかなりバテバテになります。股関節の弱さが露呈されました。股関節強化トレーニングは色々ありますが、このトレーニング法はかなりオススメの一つです。
この股関節という部位は、意識してトレーニングしないと、なかなか鍛えられないと感じてます。プレーのパフォーマンスを上げるには大事な部位です。ぜひ取り組んでください。