今回紹介する動画は、名門校の「智弁和歌山」の東妻純平捕手のセカンドへの送球シーンの動画です。遠投がなんと125mもある全国でもトップクラスの強肩キャッチャーです。
東妻選手は中学時代はショートを守っていたようですが、高校1年から捕手にコンバートされたようです。
筆者がキャッチャー出身なのでひいきした言い方に聞こえるかもしれませんが「キャッチャー次第でチームが生まれ変われる」と言っても過言では無いと考えます。なので、キャッチャーというポジションには、チーム内でレベルの高い良い選手を充てると良いと思います。
引用元:キャッチャー指導に迷われている指導者は必読 【谷繁流 キャッチャー思考】
一度、当サイトでも捕手へのコンバートについて書かせて頂きましたが、この考えは今でも変わらないです。想像ではありますが、遠投を125mも投げる選手を内野手の要であるショートに配置せずに、キャッチャーという特殊なポジションに配置したのは、智弁和歌山としても捕手というポジションを要所と考えているのは間違いないと思います。
智弁和歌山のコーチには中谷仁コーチがいらっしゃいますね。筆者と同じ年齢で我々の時代の最高峰の捕手です。やはり捕手出身の指導者がいると捕手中心のポジション配置になりますね。ショート出身の指導者だったら、そのままだったかも。
「この選手は絶対にこのポジションが良い」というものに正解がある訳ではないですが、選手とよく話し合い、パフォーマンスもモチベーションも高まるポジションを見出したいですね。
では動画をご覧ください。