2018年シーズンにおいて、広島東洋カープで一番の勝ち頭といえば「大瀬良大地」選手ですね。2018/7/2時点で早くも10勝で防御率2.62と2点台をキープしています。広島のエースと呼んでも誰も文句は言わないと思います。
大瀬良投手は今シーズンから投球フォームを変えてます。正直、かなり思い切った選択をしたと思いますが、このようなチャレンジは筆者は大好きです。
ストレートに関して年間を通して自信を持って投げ切ることができなかったことが一番。
今のストレートではこの先難しいのではないか。
シーズンオフに黒壇さんとか石原さんたちと食事をさせてもらう機会があり、そこで色々とアドバイスをもらって、自分の知らないことであったり助言を頂いたので、そこで思い切ってフォームを変えてみようかなと。
以上が大瀬良投手の言葉です。
プロ野球界という生き残りが激しい中で、自分がこの先どうしたら生き残るのか考えた結果、ストレートを磨くことが第一になり、先輩たちに助言を聞いて、今のフォームを自分のモノにした、という訳ですね。やはり、同じことを続けるだけでは、なかなか進化しないのかもしれないですね。
では、どんなところのフォームが変わったのか。
一つは、2段フォームになったところです。今までと比べるとかなりゆったりとしたフォームになっていることが分かります。力が溜め易くなるフォームになります。
もう一つは、グローブを持っている腕を上げ、右肩から右腕を下げて、右足に体重を乗せるフォームになっています。つまり、身体をかなり大きく使って投げていることが分かります。
ゆったりとした投球フォームで体重(パワー)を右側に溜めつつ、この溜めた体重を一気に解放されるために、身体をより大きく使いダイナミックなフォームにした、という印象です。
このような投球フォームの変更により、
まっすぐで詰まらせることが多くなっている
という感覚があるようです。そしてストレートがマークされ始めた分、変化球での空振りが取れるようになり、投球の幅が広がったようです。
大瀬良投手の新しい投球フォームを参考に、自分の投球フォームを考えてみては如何でしょうか。
では動画をご覧ください。