よく腕振りの話の時に、「肩甲骨を使って走ることを意識する」と聞いたことがあると思います。
今回は、肩甲骨を大きく動かすために、可動域を広げるストレッチ方法をご紹介します。
肩甲骨の可動域を広げることができれば、腕振りがスムーズになり、理想的なフォームに近づけるのはもちろん、レース中に上半身に力を入れすぎて、疲労の蓄積を防ぐことができます。
肩周りのストレッチ
・頭の後ろに腕を持ってくる
・右手で左の肘を持ち、下方向に引っ張る
・逆の腕でも行う
胸のストレッチ
・後ろに手を組む
・胸を張り、腕を後ろに伸ばす
これらのストレッチは胸や脇の筋肉の柔軟性を高めるもので、肩甲骨を動かしやすくなり、腕も後ろに持って来やすく、理想的な腕振りに近づけます。
簡単なストレッチなので、レース前はもちろん、朝起きた時に行うのも気持ちがいいので、普段から行ってみてください。
下記にストレッチ方法の詳しい動画がありますので、ぜひご覧ください。
動画引用元:ランニングフォーム 腕振りその3 可動域を広げる
よく大会のレース前にこの2つのストレッチを行っている方を今まで多く見かけていたので、私も見よう見まねで行っていました。
ストレッチごとのそれぞれの効果を知ると、自分に必要なストレッチを取捨選択できるので、効率的で効果的な準備ができるのでおすすめです。