ランニングでは、正しい腕の振り方が重要となってきます。
腕の振り方をあまり意識したことがなかったという方も少なくないでしょう。
ただ単に大きく振ればいいわけではないのです。
腕の振り方をマスターして、楽にそして早く走れるようにコツとポイントを抑えましょう!
腕の振り方の練習方法
肩甲骨を柔らかくすることを意識しましょう。
そうすると、手の振りは骨盤の動きに関係して、歩幅に影響が出ます。
つまり、手の振りが大きい人ほど歩幅も大きく、手の振りが小さい人ほど、歩幅も小さいのです。
練習方法としては、まず、肩関節を柔らかくするストレッチを毎日行っていきましょう。
そして、手の振りが大きくなるストレッチを行います。
これは体に覚えさせることがメインであり、実際のランニング中には特に意識しなくて大丈夫です。
ひじの角度・腕の位置・手の握り方などはとても重要です。
腕は肩甲骨から柔らかく後方に引きます。
柔らかく、テンポの良い心地よい腕の振り方のリズムをマスターすることから始めると、ランニング初心者にとっては、入りやすいでしょう。
腕の振り方のコツ
腕の角度
ひじと腕の角度が、90度以下に保たれるようにしましょう。
腕を曲げれば曲げるほど、腕振りのスピードは遅くなり、腕を伸ばせば伸ばすほど、腕振りスピードが遅くなります。
腕振りはリラックスしながら
腕振りには、力加減が重要です。
力を込めすぎても、脱力しすぎてもだめなのです。
「長時間腕を振り続けられるか」「足を前に出し続ける原動力になるのか」。
ポイントとしてはこの2点なのですが、つまりは、力をいれすぎず、力を抜き過ぎない腕振りを理想としましょう、ということになります。
腕を振る方向
もっとも効率よく腕を振ることは、進行方向に対してまっすぐに振るということ。
理由としては、上半身が左右にぶれにくくなる、腕振りを効率よく脚の運びに変えられることなどがあります。
これらをまとめると、腕の角度をピッチに合わせて、腕振りの際はリラックス、進行方向へまっすぐ腕を振る、ということが分かりましたね。
今後、走る際に腕の振り方に悩んだ場合には、ぜひ実行してみてくださいね。
下記に詳しく解説のある動画がありますので、ぜひご覧ください。
動画引用元:きむかつコーチ ランニングレッスン 腕の振り方①
【参考URL】
ランニングの腕振りで意識したい3つのコツ
ランニングの始め方・腕の振り方