学生時代に陸上部で長距離競技をやっていた方たちはしきりに、長距離走は「お尻」を使って走ることが重要と話す印象があります。
なぜ「お尻」を使うのが重要であるかと言うと、お尻には臀筋(でんきん)という走る上で非常に重要な役割を果たす大臀筋と中臀筋という筋肉があります。
大臀筋は推進力、中臀筋は体幹を安定させる働きがあるとされています。
また、お尻の筋肉を使えば脚の筋肉の消費も少なく済むので、脚が疲れにくくなるとも言われています。
特に大臀筋は前へ進む働きを、中臀筋は体幹を安定させる働きを担っていると言われており、この2つの筋肉をしっかり使いこなせると体幹のぶれの少ないランニングフォームが得られるでしょう。
引用元:臀部強化でランニングが楽に!?そのメカニズムと今スグ出来るトレーニング法!
以前ご紹介しましたが、青山学院の駅伝チームトレーナーも、お尻を鍛えることは重要と話していました。(青山学院駅伝トレーナーから教わる 早く走れるお尻の鍛え方)
ということで今回は、簡単に自宅でできるお尻トレーニングをご紹介します。
トレーニング方法
・膝を立てて寝そべる
・手の平はお尻の横に置く
・骨盤を持ち上げて、床にギリギリつかないところまで降ろす
この骨盤を上下させる動きを繰り返します
ポイント
・骨盤を上に上げるとき、お尻全体に力を入れるようにする
・骨盤を降ろす時は、ゆっくりお腹にも力を入れる
・膝の間隔を開けないようにする
・かかとに重心を置く
下記にわかりやすく解説がある動画がありますので、ぜひご覧ください。