ランニングをする人が一度は経験する膝の痛み。
その原因はランニングフォームにあるかもしれません。
そんな膝の痛みを感じる人、またランニングフォームを確認したい人にもおすすめのセルフチェックをご紹介します。
「ニーベント」とは?
「ニー」は「膝」、「ベント」は「曲げる」の意味を持つ英語。
片膝を90度に曲げ、腰を落とした状態です。
ニーベントウォークは、膝を痛めたランナーのリハビリにも利用されるなど、ランニングの基本姿勢ともいえます。
ニーベントテストのやり方
手を腰に添え、片足で立ちます。
膝が90度になるようにゆっくりと腰を落としていきます。
ニーベントテストは、鏡の前や、スマホでの撮影など、自分のフォームがチェックできる環境で行いましょう。
その際、人差し指がまっすぐ前を向いていることを確認してください。(つま先が外側に向きがちですが、向きがずれてしまうと正しいフォームチェックができません。)
チェックポイント
- 膝はまっすぐ前を向いているか
足を曲げて腰を下げたときに、膝がまっすぐ前を向いたままであればOK。
膝が内側に入ってしまっている場合は、膝を痛めやすいフォームになっています。
膝が内側に入ってしまう人は、お尻スクワトット・お尻ランジなどの中殿筋のトレーニングがおすすめです。
また、シューズやインソールでのサポートも有効です。 - そもそも腰を落とせない・ふらつく
コアや中殿筋のトレーニングをしましょう。
また、足裏センサーが機能していない場合もあるので、安定性を高めるトレーニングを行いましょう。 - 膝の向きがまっすぐで、フォームに問題がないのに膝が痛い
フォームではなく、筋肉の柔軟性など他の要因が考えられます。
運動前だけではなく、運動後もしっかりとストレッチを行いましょう。
慣れてくると自己流になりやすいランニングフォーム。
定期的にセルフチェックを行い、体に負担のないランニングを楽しんでくださいね。
詳しい内容については下記の動画も参考にご覧ください。