■課題・要望
・体幹を使ったパワフルなバッティングしたい
2016年のルーキーの中で最もメディアに注目された選手といえば、オコエ瑠偉選手ではないでしょうか。
キャンプ時から開幕当初までは、ずいぶんテレビで見かけてましたが、最近はあまり見なくなりました。
そんなオコエ選手ですが、久しぶりにバッティングフォームを見ましたが、すごく驚きました。オコエ選手のバッティングフォームが明らかに変わっているんです。
もともと左脇が開いてしまうクセがあり、色々試行錯誤している感じはしましたが、ここまで大胆にフォームを変えるとは、思ってもいなかったです。
まずは、その変化したバッティングフォームをご覧ください。
動画引用元:驚異的な進化 オコエ瑠偉 バッティング スイング比較 2016 春 秋
いかがでしょうか?
身体も一回り大きくはなってますが、明らかにパワーヒッターに変身してます。
春までは、オーソドックスな打ち方ではあるものの全身のバネを活かした、伸びやかなスイングをしているイメージがあります。
しかし秋のスイングは、身体の軸と回転力を意識して、体幹全体を使ったパワフルなバッティングに変貌したイメージがあります。左足も春ほどは上げていないので、苦手だった変化球にもついて来やすくなると思います。
尚、このフォームに変わってから、しっかりと結果も出しているようです。
動画引用元:新打撃フォーム 楽天 オコエ瑠偉 フェニックスリーグ 「完璧」1号 ホームラン
打球は追えてないですが、見事なレフトスタンドへのホームランなのでしょう。
来シーズンのオコエ選手の活躍が楽しみですね。
オコエ選手のようなバッティングをするためには、体幹と回転を意識したスイングに変えて行かないといけない訳ですが、そこでオススメの練習方法が「ストリームバスター」という練習です。
下の動画の1:45からストリームバスターのやり方の説明がありますが、簡単に言えば、バントの構えからバッティングする練習です。
この練習の良いところは、押し手(右打者でいうと右手)がバットの芯近くで握るので、腕の力で打つのではなく、下半身と広背筋を使って打つしかないので、体幹と回転を強く意識できます。
このストリームバスターとロングティーを繰り返すと、どんどんバッティングフォームが固まり、パワフルなスイングに変わるかもしれないですね。
では動画をご覧ください。