ランニング中、よく腰が落ちていると言われませんか?
もしかすると、股関節前が硬いのかもしれませんよ。
股関節の前部分・前腿のストレッチを行うことで、お尻を効果的に使いましょう。
股関節・前腿のストレッチ方法
さっそく、股関節・前腿を伸ばすストレッチ方法をご紹介します。
- 横向きに寝る
- 上側の足のつま先を後ろに引っ張る
- 腹に力を入れ骨盤を安定させる
この方法だと膝をひねらず、膝に負担をかけずストレッチすることができます。
膝は閉じた状態で行いましょう。
股関節の位置より膝の位置が前にあると、ストレッチしても前腿が伸びません。
ストレッチ中は、しっかりと後ろへつま先を引っ張ることを意識しましょう。
そもそも、股関節前が詰まっていて伸びにくいという人は、以下のストレッチを試してみてください。
- 片足を前にして膝を立て、もう片足を後ろに伸ばす
- 伸ばした後ろ足の甲は下へ向け、体を立てる
この方法でも、股関節前のストレッチがきっちりできて、筋肉が伸びて詰まりを取ることができますよ。
この姿勢がつらいという人は、すでに股関節前の筋肉が硬く、伸びにくい状態になっているのかもしれません。
また、前足の腿裏・腎部が硬くなっているおそれもあります。
股関節まわりのストレッチのポイント
股関節前が硬く詰まる・腹筋が弱いと、ストライドが落ちるため、走行中重心が後ろに乗りやすく、前に進まなくなってしまいます。
膝は前後の動きを行う蝶番の役割を果たしますが、普段運動をしない人や、久々に運動をする人が膝のストレッチを行う際は注意しましょう。
過去に運動をしていた人も、膝の柔軟性、ねじれへの運動性がなくなっているため、膝に負担がかからないようにストレッチしてくださいね。
股関節・前腿ストレッチの効果
股関節前の部分が伸びると、お尻が収縮し、使いやすい状態を作ることができます。
着地して足を前に押し出すとき、股関節前の部分がしっかり伸びていないと、お尻に力が入らず、地面を押していく力が表現できなくなります。
また、股関節まわりがしっかりしていない状態で走ると、腰を痛めてしまうおそれもあります。
股関節の可動域を意識してストレッチを行いましょう。
走り込みや筋トレだけでなく、ストレッチもおろそかにしないことが大切です。
これらをバランスよく取り入れて、ランニングのパフォーマンスを向上させましょう!