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守備練習 正面の速い打球への恐怖心を克服! 二人でできるゴロ捕球練習のやり方

守備練習 正面の速い打球への恐怖心を克服! 二人でできるゴロ捕球練習のやり方

今回ご紹介する動画は、【野球っ娘トレーニングTV】3本目のYou Tubeで公開している動画です。
この動画でご紹介している練習は、私が学生時代に行っていた【膝つき捕球練習】です。

この練習方法は、打球への恐怖心を軽減させることが目的で、学生時代に実際に取り入れていたメニューの一つです。
私は、ポジションがショートだったのですが、もっとも苦手な打球が、「正面の地を這う打球」でした。
体が固まり、足が動かなくなってしまうことが多々あり、克服したいと思いました。

そこで、この練習を取り入れ、正面の打球への免疫をつけ、慣れることができました。
この練習はボールへの恐怖心をなくすだけではなく、速い打球への対応、打球の軌道を見るなど、基礎の守備練習としても取り入れることができます。
それでは、練習方法とポイントを見て行きましょう。

初級編

練習方法

  1. 捕球する選手はまず、両膝立ちになる
    グローブは、はずして素手から捕球練習を始めても良いと思います。
  2. 投げる選手は、立ち姿勢から、捕球する選手がちょうどショートバウンドで捕球できる位置に、ふわっとトスを出す
  3. 捕球する順序としては、シングル、逆シングル、ランダムの順で行う
    5球×3種を2セットから始めてみましょう!

ポイント

  • 捕球する選手は、ボールを最後まで見る
  • で捕球する

両膝立ちで、ボールを待っているるときに、上体が起きていると捕球しづらいので、上体は自由に動かすように注意しましょう。
投げ手のポイントは、捕球する側の選手の前でバウンドするトスを出すことです。

中級編

練習方法

  1. 捕球する側はグローブを着用し両膝立ちになる
  2. 投げる選手は、からやや強めのゴロを投げる
    投げる側は初級編に比べやや距離をとります。
    8メートルの距離がベストです。
  3. 順序や数、セット数は初級編と同様に行う

ポイント

  • ボールを最後まで見る
  • で捕球する

初級編と比べるとボールが手元に来るまで時間距離があります。
しっかりとボールのバウンドを観察し、で捕球することをさらに意識しましょう。
投げ手のポイントは、徐々にバウンド高さ速さを変えていくことです。

上級編

練習方法

  1. 捕球側の選手は変わらず両膝立ちになる
  2. 中級編まで投げていた選手は、バットを持ち片手打ちに切り替える
    軽いバットがあれば、軽いバットを活用することがおすすめです。
    距離は8〜10メートルの中で調整してみてください。

20本ノーミスで捕球など、本数やセット数はレベルに応じて変えてみてください。

ポイント

  • ボールをよく見る
  • どんなボールが来ても反応できるように準備をしておく

繰り返すうちに、打球を判断し、動き出すまでの時間が短くなっていきます。
ノックを打つ側の選手は、慣れてきたらライナーなども混ぜていきましょう。
そして、打球スピード強弱もつけていきましょう。

今回ご紹介した両膝立ちの捕球練習は、初心者から上級者まで取り入れることが出来る練習です。
また、チームのノックでは数を受けることができませんが、二人でできるので、たくさんボールを受けることができます。
冬の時期や、自主トレーニングにぜひ取り入れてみてください。
膝が痛くなってしまうこともあるので、クッション性のあるお風呂マットなどを膝の下に敷いてから練習することもおすすめです。
ぜひ、参考にしてみてください。

動画引用元:基礎練習で恐怖心をなくす!【膝つきゴロ捕球】でボールの軌道をしっかりと見る練習のコツ!

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