別名、「肩甲骨はがし」とも言われ、注目の高い「立甲」
今回は、そんな立甲のやり方とメリットについて紹介します。
立甲とは、四つん這いの姿勢で、肩甲骨から上腕骨が一直線に繋がった状態を言います。
「肩甲骨はがし」の一つでもあり、こちらの方がなじみ深い方も多いかもしれませんね。
立甲ストレッチのメリット
立甲ストレッチを行うことで、肩甲骨周りの筋肉がほぐれ、可動域が広くなります。
特に、ランニングの腕振りでは「引く」動作が重要となりますが、立甲ストレッチを行うことで、腕を引く可動域が広がります。
腕振りがスムーズとなることで、下半身の動きとの連動性も高まり、結果としてランニングのパフォーマンスアップにつながります。
また、肩甲骨がほぐれることによって血流が改善し、肩こり、首の疲れなどにも効果的です。
立甲ストレッチのやり方
- 四つん這いの姿勢になります。
- 両手の親指を前に向け、残りの4本の指は外に向けてるように置き、手の位置は肩の真下にもってきましょう。
- 左右の肩甲骨同士を寄せるように意識で、肩をさげていきます。
- 脇は閉めて、首は長く伸ばしましょう。
- その状態から胸をを少し前に出すと、立甲しています。
- 左右の肩甲骨を交互に立甲するイメージで、ゆっくり揺らしながら肩甲骨をはがしていきます。
- 力を入れず、脱力した状態で、ゆっくりじっくり行いましょう。
両手で行うのが難しい場合は、片手ずつ行いましょう。
また、肩甲骨がなかなか動かないと感じる方は、上体を起こし、肩回りをほぐしたり、肘を後ろにひいて肩甲骨まわりを軽くストレッチしてから行うのがおすすめです。
詳しいやり方は、以下の動画を参考にご覧ください。
動画引用元:立甲!ランニングするんだったら、これできなきゃでしょ!?
肩甲骨は、日々の姿勢の悪さなどで凝り固まりやすい部位です。
毎日少しずつのストレッチで、1週間後、1か月後のからだが変わります。
ぜひ日々のトレーニングに取り入れてみてくださいね。