よくトスバッティングをやったあと、ラスト一球はバントで終わる、ということが多いのではないでしょうか。また、バッティングマシンを使ってバントだけをやる練習もやっているかと思います。バント練習はだいたいがこのような形で皆さん実施されているかと思います。
今回紹介する練習は、4人1組で行うバント練習と守備練習を一緒にやる、効率的で実践的な練習となってます。
まずは動画をご覧ください。
動画引用元:毎日の基本練習 『4人1組バント練習』
動画のように、バッター、ピッチャー、バント処理、バッターの後ろ、と4人の選手を配置して行います。
この動画の場合はピッチャーが投げ、バントして、バント処理して、バッター後ろの選手に送球した後、バッター後ろの選手がピッチャーへ送球、という流れになってます。
バントの処理において最も多いミスは送球ミスではないでしょうか。
さすがにバントの緩いゴロをエラーすることはなかなか無いと思いますが、捕球後、どうしても焦ってしまい送球ミスをすること多いですよね。この練習は、そんな送球ミスを少しでも補うための練習だと思います。
この練習はアレンジが色々できると思います。
筆者でしたら、バッターの後ろではなく、ピッチャーの後ろに配置でして仮想セカンドでやってみても面白いと思います。
一つの練習をアレンジして実践形式に近づける、というのが最近、指導者の方々が工夫している練習法のように思えます。色々アレンジすると、指導者も野球が楽しくなりますよね。