太ももの裏にある筋肉「ハムストリングス」が硬い状態にあると、姿勢が悪くなったり、疲れがたまりやすくなったりします。
このような不調を改善・予防するために、今回は太ももの裏の筋肉を柔らかくするストレッチをご紹介します。
太もも裏の筋肉を伸ばすストレッチ5選
太ももの裏が硬い人に向けて、体を柔らかくする簡単ストレッチのやり方についてご紹介します。
★ストレッチその1★
- 立った状態で前屈をします。
- 両足首を掴んでお尻を上げます。
- 2をキープした状態で30秒間静止します。
~やり方のポイント~
2のとき、頭は下げるようにしましょう。
3のとき、膝裏やふくらはぎが伸びていると正解です。
また、2の状態がきつくない方は、太ももを腕でかかえるようにして、胸と太ももを近づけます。そして、そのままお尻を上に上げてみましょう。
★ストレッチその2★
- 利き足を前に出して四つん這いになります。
このとき前に出した足の位置は、両手の間に置きましょう。 - お尻を後ろに下げます。
- 利き足ではない方の足の膝を床につけて休憩をします。
- 2~3を10回程度繰り返します。
- 終わったら、反対側も同様に1~4を行います。
~やり方のポイント~
2のときに、太ももの裏が伸びていると正解です。
★ストレッチその3★
- 立った状態で前屈をします。
- 両手を足の近い位置につきます。
- 両手を足から離すように、両手を交互に床について前に進んでいきます。
- 両足を手に近づけていくように、両足を交互に床について前に進んでいきます。
- 終わったら、反対側も同様に1~4を行います。
~やり方のポイント~
1のとき、膝を伸ばしましょう。
4のときは、かかとから前に進むようにしましょう。
★ストレッチその4★
- 四つん這いになります。
- お尻を上にあげ、両膝を伸ばします。
- 右足を上げてから下げます。
- 3を10回程度繰り返します。
- 終わったら、反対側も同様に1~4を行います。
~やり方のポイント~
3のとき、床についている足のかかとを床から離さないようにしましょう。
★ストレッチその5★
- 右足を軽く曲げ、左足を後ろにした状態で立ちます。このとき、両手を体の真横に広げます。
- 左足を後ろに上げて5秒間静止します。
- 終わったら、反対側も同様に1~2を行います。これを2セット行います。
~やり方のポイント~
2のとき、体を床と並行にしましょう。
これらのストレッチで得られる効果とは?
太もも裏の筋肉を伸ばすと、様々な効果が期待できます。
たとえば、筋肉を伸ばすと骨盤の位置が正しい位置になり、姿勢が良くなる効果が期待できます。
他にも、筋肉量が多い太ももの裏の筋肉を伸ばすことで、血行がよくなり基礎代謝の向上、運動のパフォーマンス向上にも繋がる効果も期待できますよ。
まとめ
今回は、太もも裏の筋肉を伸ばすストレッチのやり方・効果についてご紹介しました。
道具を使わず簡単に行うことができるので、気になった方は、日頃の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ストレッチの詳しいやり方は、こちらの動画をご覧下さい♪