レースの後半などで気持ちはまだ元気なのに、体が疲れてきてしまい、なかなかタイムが伸びないということはありませんか。
その悩みを解決するため、足の使い方や持久力をつけることはもちろん必要ですが、今回は「上半身のフォーム」についてご紹介します。
上半身を上手に使って疲労をためずに、さらに早く走れるようにしましょう。
上半身のランニングフォームの意識気してほしいポイントを3つ挙げますので、ぜひ参考にしてください。
ポイント1:腕の位置
どうしても、やや上の位置に腕がある方が多いようです。
腕が高い位置ににあると、レースの後半など疲労が溜まってくると、肩の位置が無意識で上がってしまい、肩凝りになってしまうこともあります。
また肩に力が入ると、腕振りも小さくなってしまいます。
おすすめは、腕を振る際に手が骨盤にやや擦れるくらいだそうです。
これを意識すると、肩が上がりにくくなります。
ポイント2:肘を引く
本来、腕を前に持ってくる動作は、ランニングフォームでは無いと言われています。
肘を引いた反動で腕が前にきます。
なので、腕を振るではなく「肘を引く」を意識して走ってみてください。
ポイント3:肩を張りすぎない
肩をピンと張っていると、姿勢がよく見えがちですが、肩が付け根の位置よりも後ろになった状態で腕を振っていると、背中が疲れてきたり、腰が反り腰になってしまう可能性が高いです。
なので肩を張りすぎている肩は、脱力して力を緩めてあげてください。
以上、3つのポイントで一つでも当てはまる方は、走る際に意識してみてください。
たとえば、マラソン後半で疲れた時やくせで肩が上がってしまう、肩を張りすぎてしまう肩は、5kmに1回、30分に1回と、距離か時間を決めて、完全に脱力してみてください。
腕を下でブラブラ振ってみるのも良いかもしれません。
そうすると肩が自然に戻り、力が抜けてリラックスして走れるでしょう。
上半身の使い方について、詳しく解説されている動画がありますので、ぜひご覧ください。