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打撃練習 ポイントを近づけてレベルスイングの幅を大きくする

打撃練習 ポイントを近づけてレベルスイングの幅を大きくする

本記事ではティースタンドを使って、打つ位置を変えていって身体の近い位置(近いポイント)でティーバッティングする練習をご紹介します。

この練習の良いところは、より実践的な練習になることです。通常のティーバッティングは、自分が好きなポイントで常に打つことが出来ますが、このティーバッティングはポイントを少しずつ近づけて、窮屈な状態を作りセンター返しを心がけて打つ練習になります。試合の時、自分が好きなポイントで打てることって実は少ないですよね。差し込まれることも多々あります。でも、差し込まれたとしても、しっかりと打ち返せる練習をティースタンドで行います。

この練習は筆者も実際に見たことがありますが、MLBのテキサス・レンジャーズ傘下所属の筒香嘉智選手も試合前の練習で念入りにやっていたティーバッティングです。かなり近いポイントにスタンドを立てて打ってましたが、打球は強烈だったことを覚えてます。筒香選手は試合前に様々な種類のティーバッティングをやってましたが、この練習を最も長くやってました。

動画引用元:筒香嘉智 ティーバッティング 強化試合前

この練習は、
・身体が突っ込み気味でダウンスイングになっている
・ヒットが打てるポイントゾーンを広げたい
・レベルスイングの型を固めたい
という選手にオススメの練習です。この練習を実際にやってみると分かりますが、自分の身体の真ん中の位置にティースタンドを置いて、いざ打とうとすると、この練習の難しさを実感します。「これ、本当にちゃんと打てるのか?」という疑問がよぎります。この疑問が出てくるのが工夫への第一歩かもしれないですね。

ポイントが近くなるほど難しいですが、近くなるほど、後ろからバットを出すイメージを強くして、レベルスイングの幅を大きくすることを意識してセンター方向に向かって強くスイングします。どうすればセンター方向へ真っ直ぐ打つことができるだろうか、を考えて取り組めば、自然とレベルスイングが身につきやすくなると思います。

ぜひ動画を参考に実践してください。

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