トレーニンググローブやキャッチトレーナー、板グローブ呼ばれるグローブがあることをご存知でしょうか。グローブのポケットが無く、板のように平なグローブです。このグローブを使うことによって以下3点の利点があります。
・芯でキャッチングするポイントを覚えることができる
・利き手の使い方が上手くなる
・捕ってからのボールを握るまでのスピードが速くなる
実際にプロ選手でもトレーニンググローブやキャッチトレーナー、板グローブを使用して練習している選手は多くいます。以前当サイトでも紹介しましたが「今宮健太もやっている捕球力を高める練習」にて、守備のスペシャリストである福岡ソフトバンクホークスの今宮健太選手も使っているのです。やはり、グローブの芯を捉えてキャッチングをすることは、とても大事なことだと思い知らされます。
トレーニンググローブを使ってゴロ捕球の練習をする時のポイントは
・(右投げの場合は)右手の指をしっかりと開いてボールを掴むこと
・グローブを早めに出して待ち構えること
・前でさばいて両手で掴むこと
の3点だと動画では解説されています。
筆者が特に意識してほしいと感じるポイントは、早めにグローブを出して、狙ったポイントでキャッチできているかです。どんなゴロに対しても、一定の場所にボールを当てることができると、グローブを使い方が飛躍的に上手くなるとでしょう。また、通常のグローブで言うと、常に一番ボールを落とし難いポケットに吸い込まれるようなキャッチングを実現できるようになります。
尚、注意点として「突き指」が起きないように気を配りましょう。速く利き手を出し過ぎて、ボールが直接指に当たってしまうと突き指の原因になります。そのため、最初はゆっくりとボールを投げてあげる、もしくは、柔らかいボールを使ってあげると良いでしょう。
それでは動画をご覧ください。
動画引用元:プロ野球選手が教える野球の守備の基本練習