ランニングフォームは、ランナーにとって永遠の課題と言えるでしょう。
人それぞれフォームは違いますが、速い人のフォームにはいくつかの共通点が存在します。
自分のランニングフォームと比較しながら、悪い点から意識していくようにしましょう!
ランニングフォームの練習方法
長距離を疲れずに最後まで走りきるには、ランニングフォームや足の着地などが重要になってきます。
フォームに共通する基本的なコツは、エネルギー消費をなるべく少なくすることです。
着地時には、ひざ下が地面と垂直になるようにしましょう。
そうすることで着地のブレーキを防ぎ、重心の上下動を最小限に抑えられます。
また、足裏全体でまっすぐに踏み込むように着地することを意識しましょう。
体の軸をまっすぐに保ちながら、軽く前傾姿勢を意識しましょう。
そうすることで、体重移動がスムーズに。腕は、ひじから90度の直角かそれ以上に折り畳み、コンパクトに振るようにします。
肩甲骨を背骨に寄せるような感覚で、胸回りを開くよう意識してみると、楽に腕を振ることができます。
ランニングフォームのポイント
・引き上げる脚をできるだけ高く上げる。
・引き上げる脚は進行方向に対してまっすぐに上げる。
・徐々に前傾姿勢を取り、流していく。
・つま先は下げない。
下記の動画では、フォームのポイントについてわかりやすく映像として見ることができるので、ぜひご覧ください。
動画引用元:【ランニングトレーニング】ランニングフォーム固定ドリル
ランニングフォームが整っていないと、偏った負荷のせいで足やひざ、腰などを痛めることになります。
ランニングフォームを改善すると、負荷が軽減され、バランスのとれた走り方を維持できるようになります。
姿勢も正され、呼吸も楽になります。
体の仕組みを理解して、走っているときにきつい部分がある場合にはフォームを見直すことも選択肢のひとつです。
疲労を少しでも軽減させるために、正しいランニングフォームを身につけて、ランニングを楽しみましょう。
【参考URL】
マラソン・長距離で疲れない走り方をマスターしよう
8つのポイント