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守備練習 板グラブで実践 優しく確実に捕球する練習

守備練習 板グラブで実践 優しく確実に捕球する練習

■課題・要望
・内野守備において捕球力を高めたい

板グラブを使った練習の紹介です。

ゴロを確実に捕球できるようにすることは、内野手にとっては永遠のテーマです。少しでも捕球力を高めるためには、普通のノックを受けるだけではなく、色んな練習にチャレンジして、選手に合う練習を探し求めることも重要です。

この板グラブを使ったゴロ捕球の練習は、普通のグラブと違って、グラブでボールを握れません。なので、右利きであれば、その右手でボールを捕球する瞬間にボールを素早く握る動作を意識しなければキャッチできないです。また、捕球する時に少しでもグラブの角度が悪かったり、手に力が入っていると、ボールが変な方向へ弾いてしまい、うまくキャッチできないです。

・グラブの角度

・キャッチするの手の力加減

・捕球してからすぐにボールを握る

という、この3つがしっかりと練習できる道具が板グラブです。

プロ選手でもこの板グラブを使って練習することも多くあります。2016年の西武ライオンズの春季キャンプで栗山選手と秋山選手も、この板グラブで練習を行っていたようです。

「板グラブ」で鉄壁の外野陣をつくる。西武栗山巧、秋山翔吾ら外野手が、宮崎・南郷キャンプで内野手の守備強化に使われる「フェンスグラブ」で捕球と送球を磨いている。

17日に行われた実戦形式のノックで、中堅の秋山と右翼の斉藤が好返球で走者を刺した。うちわのような形の平らなグラブをはめ、悪戦苦闘しながらボールに食らいついた成果だった。秋山は「実戦での感覚が違ってきた」とうなずいた。

ゴロはグラブを地面と垂直に立てて真正面に転がす。飛球はグラブの芯に「ポン」と音がするように当て、素早く投げる手に持ち替える。栗山は「芯に当てないと、握り替えがしっかりできない。外野手も必要なこと」。秋山も「この時期にしかできない練習。僕の中にはなかった意識だった。引き出しを増やす意味でも大事な練習だと思う」と効果を実感していた。

日刊スポーツより一部抜粋

守備力を高めるために、とても重要な練習の一つになっているようですね。秋山選手はこのシーズンのゴールデングラブ賞を受賞してます。
この受賞はキャンプ時にやった板グラブの捕球練習が良かったのかもしれないですね。

動画引用元:【板グラブでノック実践】リクエストに答えて板グローブを使った守備練習を実践。

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