先日、たまたま野球場に行ったところ、野球の練習をしていたので5分ぐらい眺めてました。やっていた練習は、ピッチャーとキャッチャー以外のポジションに着いたシートノック。ボールは1つ。1ポジション2〜3名ほど着いて、ノックを打って捕球したらホームに投げ返す、という練習を行ってました。
結構な寒空の下でやっていたので、ノックを受けていない選手は、その場で身体を動かして暖めてましたが、暇そうに見えました。
そして筆者は一度席を外し、また1時間後に戻ってきたので練習を再度眺めさせてもらったところ、まだ同じ練習を続けてました。最初に見た時からシートノックをやっていたので、実際はどのぐらいの時間続けていたのか分からないですが、同じ練習を1時間以上やるのは正直効率が悪いなと感じました。
ボールは1球で、ノックを受ける選手も1人なので、ざっくり計算ですが18名の選手が1時間でノックを受けた数は、10球受けたら良い方だと思います。1時間練習して、10球程度しかボールを受けれないのはもったいないですね。
今回紹介する動画は、短い時間で何度もボールを捕球できる練習です。
プロ選手でも集中的に緩いゴロを何度も受ける練習をやってますが、ボールを受ける数が多いのは、とても重要です。重要とは言っても1時間、2時間同じことをすると選手は大変ですが、5〜7分1セットで繰り返し何度もゴロ捕球の練習をすると、集中力も保たれますし、数も相当こなせます。
正面から転がってくるボールに対して、フットワークをしっかり使って捕球する練習が、まずは最適です。休みなくローテーションで回しながら行うので、短い時間でもかなり疲れる練習になりますが、疲れた状態でも、足をしっかり動かし、低い体勢を保って捕球することが大事です。
とても良い練習なので、動画を参考にやってみてください。