今回ご紹介する動画は、「三塁手の守備練習」についてです。
今回は、読売ジャイアンツが春キャンプで行っていた、三塁手のベースでの捕球からタッチまでの練習に着目しました。
まずは動画をご覧ください。
動画引用元:【巨人軍ファーム】捕球に大苦戦!松井義弥・菊田拡和・I.モタ・折下光輝選手の守備練習
この練習は、「ランナー2塁のバント処理の際、ピッチャーに捕球を任せて三塁でのタッチアウトを狙える状況」を想定した練習です。
練習のポイント
- ベースをなるべく見ないで戻る
・ベースを見て振り返った瞬間に送球が来る
・後ろを向いてる間に送球が来る
この2つを防ぎ、ピッチャーからの送球を捕球しやすくするために、なるべくピッチャーを見たままベースに戻ることが重要です。
→「ベースの位置と距離感を掴む」ことが重要課題です。 - 難しいバウンド(主にハーフバウンド)も捕球しタッチまで行う
この練習のポイント②「難しいバウンドの捕球」という課題を解決するために、ハーフバウンド処理のコツをご紹介します。(動画内2:04~2:58を参考)
ハーフバウンドの捕球の仕方
【目的】
ベース付近で足が止まった状態で捕球する確率を上げていく
【方法】
- ベースを跨いで立ち、投げ手に近い距離でハーフバウンドを投げてもらう
- 捕球からタッチ動作まで行う
【ポイント】
- 粘って最後までボールから目を離さない
- グラブは下から上に使う
ハーフバウンドに限らず、身体はなるべく脱力しボールのバウンドの軌道にグラブを出すことが大切だと思いました。
ボールの軌道にグラブを出すということは、しっかりとボールを見ないとできません。
ボールへの恐怖心がある選手は、緩めのボールから始めることもオススメです。
ある程度ボールに勢いがないと、かえって捕球しづらくなってしまうので注意してください。
以上がハーフバウンドを捕球するコツです。
本格的なシーズンが始まる前に、ポジション別で細かな課題に対応した練習をこなしていけると良いと思いました。
この練習は、狭いスペースで二人からできるので自宅での自主練習などに活用してみてください。
また、壁当てができる環境のある選手は壁当てで実践することもできるので、効率よく練習することができると思います。
動画内では、内野手のハンドリングアップ練習をたくさん紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。
それでは動画をご覧ください。