ハムストリングスは意識しづらいため、柔軟性を失いがちな筋肉です。
ハムストリングスが固いまま、急な運動で負荷を加えるのは怪我のもと。
今回は、ランナーに必須のハムストリングスの簡単ストレッチをご紹介します!
ハムストリングスとは
ハムストリングスとは、太ももの裏側にある筋肉です。
膝の関節を曲げるときに使われる筋肉で、大腿四頭筋と作用しあって膝関節の運動に関わっています。
これらの筋肉のバランスが崩れてしまうと肉離れの原因となることも。
また、ハムストリングスは普段意識しづらい筋肉でもあるため、柔軟性が低下しがちです。
そのため、急にスピードを出したり歩幅を広げたりすると怪我をしてしまうこともあるのです。
ランニングのパフォーマンスをアップさせることはもちろん、怪我することなく安全に運動をするためにも、ハムストリングスのストレッチは重要なのです。
簡単!ランニング前のハムストリングスのストレッチ方法
1.背筋を伸ばして、足をそろえて立ちましょう。
2.両手を重ね、その手を片方のももの上に置きます。
3.軽く両膝を曲げ、手を置いているほうの足を1歩前に出ししましょう。
4.お尻を後方に引くようにしながら上体を起こしていきます。
※この時、足と同体で「くの字」になるように意識することがポイントです。
背筋が丸くならないように注意し、視線を正面に向け背中を真っすぐのままキープしてください。
5.ももの裏側が伸びていることを確認しながら、しっかりと伸ばしていきましょう。
6.数秒伸ばしたなら、反対側も同様に行います。
ハムストリングスは、ランニングの際に前に進むための重要な筋肉です。
また、ランニングのパフォーマンスをアップさせるだけでなく、ヒップを引き締めたり代謝を向上させたりと、ダイエット面からも注目されている筋肉です。
下記にわかりやすく解説されている動画がありますので、ぜひご覧ください。