当サイトで何度も口にしてますが「キャッチボールをウォーミングアップとしない」というのは重要です。もちろん初球から全力で投げるのは危険ではありますが、ある程度肩が温まってきたら、守備の課題、送球の課題に対して、キャッチボールを真剣に取り組む必要があります。
あまり強くないチームほど、キャッチボールにダラダラ感があるのは、ある程度共通しているかもしれません。
今回紹介する動画は、高校野球の名門「龍谷大平安」のキャッチボールを紹介している動画になります。
特に注目したいのが1:00あたりからスタートする「速めのキャッチボール」です。普通のクイックで行うキャッチボールとは異なり、下半身は固定してノーステップで行います。キャッチしてクイックでスローイングになるので、おのずと横からのスローイングになりますし、スナップスローに近いスローイングになると思います。
ここで大事にしたいのが「速いけど正確に送球」です。捕って投げるまでのスピードは速いけど、暴投や相手が捕りにくいところへ投げては意味がありません。コントロールも考える必要があります。相手の捕りやすいところへ素早く投げるイメージを持って取り組みましょう。
その他、シートノックのシーンもありますので、動画をご覧いただき参考にしてください。
動画引用元:龍谷大平安野球部の練習に密着!