腸腰筋のトレーニングは、俊足になるために必須のトレーニング。
足を引き上げるために必要な腸腰筋を鍛えることで、地面を蹴る感覚を高めることができるのです。
今回は、自宅で簡単にできるトレーニングをご紹介します。
腸腰筋とは
腸腰筋とは「腸骨筋」・「大腰筋」・「小腰筋」の3つの筋肉を総称した呼び名です。
腸腰筋は腰周辺に位置する筋肉で、腰周辺、身体の内部に位置しています。
腸腰筋は、普段の生活では歩いたり走ったりする際に活躍している筋肉です。
また、電車で揺れたときに踏ん張ってバランスを取るときなどにも使われています。
腸腰筋をトレーニングするメリットとは
腸腰筋を鍛えると、体幹が安定し、歩いたり走ったりという動作のパフォーマンスアップが期待できます。
これは、上半身と下半身をつなげる腸腰筋には背骨を固定する働きがあるので、ここを鍛えることで全身のぶれが少なくなり、歪みの改善につながると考えられるためです。
さらに、腸腰筋を鍛えることはシェイプアップやヒップアップにも効果があると考えられています。
腸腰筋を鍛えると血行が改善され代謝が良くなり、下腹部の脂肪燃焼が活性化することが期待されます。
そして、腸腰筋が鍛えられることで骨盤の位置が強制され、お尻周りの筋肉も正しい位置へと戻り、美しいヒップにつながると考えられるのです。
腸腰筋を鍛えるトレーニング
まずはゴムチューブを用意し、脚が90度になるように椅子などに腰掛けます。
次に、膝をしっかりとゴムチューブで押さえ、この状態から片方の膝を上げられるところまで上げていきます。
このとき、骨盤が後傾してしまわないように、背筋を伸ばして胸を張った姿勢を保ちましょう。
なお、膝を上げるときは、反対の脚で地面を押すことを意識すると上がりやすくなります。
姿勢を保つことに気を付けながら、これを左右同じように行います。
ゴムチューブさえあれば自宅でも簡単にできるトレーニングですので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?
動画引用元:『サライ』2019年7月号 筋トレ動画05 腸腰筋を鍛える ①基本
【参考サイト】
https://sports-crowd.net/detail.php?no=4062
https://smartlog.jp/73615