ランニングをする上で、正しい「着地」を身に着けるための要素がギュッとつまったトレーニング、それが「縄跳び」!
なぜ縄跳びが有効なのか、正しいランニングフォームとの関係についてご紹介します。
ランニングフォームにおける正しい「着地」のポイント
ランニングにおける理想の着地のフォームは、体の重心の真下に着地すること。
重心の真下で着地することで、着地時にバランスをとることができ、身体の左右のブレを抑えることができます。
体がブレなくなることで、余計なエネルギー消費を抑えることができるほか、前へ進む推進力も無駄なく発揮できるようになります。
一方、重心よりも前に足が着地してしまうと、推進力にブレーキがかかってしまいます。
足に負担がかかってしまうため、怪我の原因にもつながるおそれもあります。
重心の真下にしっかりと着地することで、着地時の衝撃を全身でバランスよく受け止めることができ、足への負担をやわらげることができます。
ランニングフォームというと、フォアフット走法、ミッドフット走法など様々なフォームがありますが、「重心の真下に着地する」ことは多くのフォームに共通します。
この、重心の真下への着地の感覚を身に着けるのに良いといわれているのが「縄跳びトレーニング」なのです。
ランニングフォーム改善に縄跳びトレーニングが良い理由
縄跳びを行う際、無意識に重心をまっすぐにしようと体が動くため、重心の真下に着地する感覚を自然と身に着けることができます。
また、足のバネを使う練習にもなるため、着地の衝撃を受け止める練習にもなります。
ただ単にジャンプを行うよりも、縄跳びを使うことによってより楽しく、簡単に行うことができるので、おすすめのトレーニングです。
おわりに
縄跳びトレーニングで楽しく簡単に、正しい「着地」を身に着け、ランニングフォームの改善を試みてくださいね。
さらに詳しい解説は下記の動画よりご覧頂けます。