平昌オリンピック開催まで近づいてきましたね。メダルの期待が寄せられているスキージャンプ女子の高梨沙羅選手。
21歳という若さにも関わらず、10代の頃から注目され、数々の記録や結果を残してきました。
そんな彼女の成長の裏には、徹底した食事管理がありました。
ある大会の試合前、高梨選手は栄養管理士の方が作ったおにぎりとカステラを食べたそうです。
他の大会でも、試合の休憩中におにぎりやカステラなどを食べていそう。
おにぎりは、エネルギー補給において適しているというのは何となくわかりますが、カステラはお菓子なのに、本当にアスリートが食べて良いのでしょうか?
カステラを試合当日に食べた方が良い理由を、3つにまとめました!
糖質が高い
カステラはケーキやドーナッツ、タルトなどの他のお菓子よりも糖質が高く(100gあたり約62.6g)、おにぎり同様、エネルギー・スタミナ補給にもってこいなのです!
余分な脂肪分がなく、消化がいい
カステラには砂糖、小麦粉、卵、水飴、ザラメなどの材料が基本的に含まれています。(商品によって異なります)この材料だけ聞くと、甘いものがたくさん含まれていて太りそうだし、体に良い影響あるのか疑問に思う方もいるかもしれません。
しかし、たとえ砂糖が多く使われていたとしても、バターやショートニングなどの余分な脂分が基本的に入っていないものがほとんどで、消化も良し!
食べやすい
「試合の合間に食べてね」とお子さんにも持たせやすく、正直おにぎりよりもボリュームが少ないので、パクっと食べやすいのではないでしょうか。
しかし、いくら食べやすくて、試合がすぐ控えているからといって、噛まずに急いで食べてはいけません!しっかりリラックスできる時に食べましょう。
食べるタイミングとしては、試合3〜4時間前に食べて、試合開始時には胃の中を空にするのがベストですが、スキージャンプなどのように待ち時間が長かったり、少年野球やテニス、バドミントンなど、1日に何回も試合を行う場合、マラソンなど競技時間が長い場合には、途中でエネルギーやスタミナが切れないように、試合の合間に食べるのも良いと言われています。
なので、高梨選手などのトップアスリートたちも重宝しているようですね。
しかし、食べ過ぎには要注意です!胃の中がいっぱいで体が動きにくくなったり、お菓子なので、やはり高カロリーです。
高梨選手も試合中は1口サイズのカステラを食べていたとのことなので、1日1切れ位を目安に、試合に臨みましょう!