ラグビーをする上で知っておきたい技術のひとつであるキック。
今回は、5メートルの距離さえあればできる、低く速いキックの練習方法と、そのくわしい解説をご紹介していきます。
キックのドリルを制す
さっそく、キックのドリルをやっていきます。
二人一組になり、5メートル感覚で低く速いキックを蹴ります。
蹴るときには、ボールの先端を相手に向けるようにしてボールを落とします。
足首は伸ばした状態で、ボールの下の先端に足を当てるようにしましょう。
蹴り終わりは、つま先を相手へと向けます。
ボールの先端が上を向いているとボールも上へといってしまうので、先端は相手に向けることを意識してください。
ボールは落とすだけで、投げないように注意しましょう。
投げるとボールが動いしてしまうので、まっすぐと蹴ることが難しくなってしまいます。
また、よくある例として、ボールを手前に落とし過ぎてしまうということがあります。
手前に落とすと蹴りづらくなるので、この点も注意しましょう。
どんなにキックが上手な選手でも、蹴りづらい場所に落としてしまうと、キックをすることができません。
練習してみよう!
実際に練習していきます。
足のまっすぐな振りを意識するために、左右にコーンを並べて置きます。
まっすぐに蹴らないとボールもまっすぐに飛んでいかないので、コーンから足がでないようにすることを意識しながら、練習をおこないましょう。
蹴り足のところにコーンでラインを引いておくのも、良い足振りのトレーニングにつながります。
うまく蹴ることができないという方は、最初は蹴りやすいサッカーボールで練習をするのも良いです。
サッカーボールをつかうとき、後ろに体重移動をすると飛距離が出ないので、スピードの遅いキックになってしまいます。
そうならないために、前に体重移動をすることを意識してみてください。
最後に、テニスボールでも実践してみましょう!
小さいのでとても難しくなりますが、ボールをよく見て、速いキックをしてみてください。
ポイントを意識して練習しよう
今回ご紹介した練習内容は、5メートルの距離さえあれば実践できる練習です。
ただ単純にキックをするだけではなく、ポイントを意識しておこなうと、より良いトレーニングへとつながりますよ。