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都市伝説崩壊?膝を前に出して大丈夫!スクワットの本当の常識|キングオブエクササイズ シシースクワット ドクターズスクワット 重心を意識する

都市伝説崩壊?膝を前に出して大丈夫!スクワットの本当の常識|キングオブエクササイズ シシースクワット ドクターズスクワット 重心を意識する

「スクワットは膝を前に出さないように!」との言葉を一度は聞いたことはあるのではないでしょうか?これは残念ながら間違いです。機能上、スクワットをすると膝が前に出るのは正しい動きなので、前に出さないようにすると膝の怪我に繋がる恐れがあります。今回はスクワットの本当の常識を知り、自身のトレーニングに活かしていきましょう。

スクワットはつま先よりも膝が前に出てはいけない?

スクワットはキングオブエクササイズと言われており、ものすごく重要なトレーニングです。ただ最も重要なことは怪我をするスクワットは避けなければならないと思います。つま先よりも膝が前に出るスクワットは膝を痛めると言うことで、つま先よりも前に出さないようにしましょうと言う指導がずっと続いていました。

ですが実際にスクワットをやり込んでいる人たちを見ると膝は前に出ています。しかし、頭の凝り固まった人はあれは良くないスクワットだということがずっと続いていて最近はそういう空気がやっと薄れてきたなという感じです。

スクワットでは膝がどれくらい前に出てもいいのか

スクワットは少し膝が出るくらいであれば全然問題ないです。股関節から動き、股関節を引いて椅子に座る時のように自然と膝も曲がってそのまま下までいくというフォームになります。股関節をしっかり使うためにお尻も引いていかなければなりません。お尻を引いて重心を保ち、身体の前傾角度も考えた上で行いましょう。

スクワットは重心がポイント

膝を前に出さないとなるとお尻を引くスクワットになります。そのまましゃがむとつま先が浮きエラーとなります。地面をちゃんと足裏全体で捉えないといけません。スクワットのボトムの姿勢でちゃんと足の真ん中に体重が落ちているかどうか確認しましょう。膝は前に出てもしょうがない、ボトムでしっかりと重心が後ろでもなく前でもなく中心にくるような状態から立つことが理想です。バーベルを担いで行うのは難しくなるので、訓練していくことが大事です。

私がはじめてトレーニングを教えてもらったときも、「膝は前に出さないように」と言われたのを思い出しました。膝の出し過ぎはもちろん良くはありませんが、自身の膝の状態や狙いによってフォームは変わると考えています。あくまでもベースを理解した上でのフォームの違いとなりますのでまずはベースの習得に取り組んでみてください。

参照元:【都市伝説崩壊】膝を前に出しても大丈夫!スクワットの本当の常識を教えます!【新・バズーカ岡田チャンネル】 #バズーカ岡田

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パーソナルトレーナー横關裕二
国士舘大学体育学部卒業後、消防官として勤務する傍らボディビル競技を始める。トレーニングによる自身の成功体験からより多くの人へトレーニングの成功体験を伝えるためパーソナルトレーナーへ転身。
得意分野はボディメイク、ダイエット指導

ボディビル競技での入賞実績多数▼
2023年関東クラシックフィジーク選手権
オーバーオール優勝
2023年日本クラシックフィジーク選手権
175cm以下級 準優勝
クライアント様も入賞実績多数有り。

現役の競技者の為、常にアップデートされた自身の経験を活かした指導で最短での目標達成へのサポートをしている。
ライトなダイエットからコンテスト競技者まで年代は20代から60代まで幅広く対応。
ボディビル競技での日本代表として国際大会への出場を目指し日々トレーニングに励んでいる。
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