最近ユーザー様から「ラダーを使った練習の紹介をお願いします」という声を頂きます。ラダートレーニングはたくさんありますが、せっかく野球のサイトなので、野球ならではのラダートレーニングを紹介します。
ラダートレーニングと内野ゴロの捕球を組み合わせた練習です。
とてもオリジナリティのある練習で、かつ、俊敏性と確実な捕球体勢を染み付ける、2つ同時にできる練習なので、非常に効率的ではないかと思います。普段の内野守備の練習に飽きが来ていると感じているならば、取り入れてみると面白い練習ではないかと思います。特に内野手は細かい足元の動きが要求されるポジションです。日頃からラダートレーニングのような細かく速く足元を動かす練習は欠かせないと思います。
この練習は、リズム良くラダートレーニングを行ってから、ゆっくりとしたゴロを確実に捕球する練習になります。正面、右側、左側の3方向行い、どの方向でも素早く動き、正しい捕球体勢になることを鍛えます。
この練習をやることで、内野手として重要な1歩目や2歩目の動きを、素早く動き出すことをやしなうことができ、結果、球際に強くなると思います。また、ラダートレーニングを行ってから捕球体勢を行うことにより、どんな動きをしてからでも、正しい捕球体勢を作り出す練習も出来ます。とっさの動きで、歩幅が合わない、足が絡んでしまう、というシーンがあるかと思いますが、このようなイレギュラー動作にも対応力が付くと思います。
初めはラダートレーニングをゆっくりでも良いので、徐々に慣れていくことからスタートすると良いでしょう。また、ゴロを投げる側も、ゆっくりなゴロを投げてあげることにより、正しい捕球体勢を覚えてもらうことが目的となります。ゴロは早く投げずゆっくりを心がけて行うと良いでしょう。
その他のラダートレーニングはコチラで色々と紹介してますので、ぜひ参考にしてください。では以下の動画を参考に実践してみてください。
動画引用元:内野ゴロ捕球 ラダー練習