本記事では、石川祐希選手のサーブを紹介します。石川選手は、イタリアのパワーバレー・ミラノ に所属しており、日本を代表する選手です。2021年から日本代表の主将を務め、エースとしての活躍も目が離せません。
石川選手ならではの工夫のあるスパイクも魅力的ですが、ビッグサーバーとしてサーブの技術も高く評価されています。相手より先に25点に到達するには、言うまでもなくサーブで崩して連続得点する必要があり、得点を狙うサーブを身につけたい選手は多いのではないでしょうか。
ジャンプサーブのやり方やコツを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。はじめに石川選手のサーブをご覧ください。(0:33-0:36、1:30-1:45)
【観客の視線を釘付け】石川祐希 守備を粉砕する多彩なサーブ // W解説 中垣内祐一&清水邦広【バレーボールネーションズリーグ2022】第10戦 日本 vs カナダ
ジャンプサーブで大切なトスの練習方法
狙った場所にサーブを打つために最も重要なことは「トス」です。トスが安定するとサーブの決定率も上がり、相手を崩す可能性が高まるでしょう。
まずはトスだけの練習から始めてみてください。最後に表示されている動画で紹介している練習方法はこちら(1:36-3:07)。
1.エンドラインのやや前に目印となるマーカーやタオルを置く
2.目印にボールが落ちるようにトスを上げる
3.繰り返し行いトスの上げ方を身につける
この練習の注意点は、目印にボールを落とそうとするばかりにトスの高さがバラバラになってしまうことです。トスの高さにばらつきがあると、実際のサーブではステップが合わなくなったり、タイミングがずれたりしてしまいます。トスの高さも一定になるよう、取り組みましょう。
動画ではトスの上げ方以外にもボールの打ち出し方やドライブのやり方を紹介しています。サーブの基礎練習として参考になるので、練習に取り入れることがおすすめです。
それでは動画をご覧ください。