2歳や3歳から英才教育を受けていたり、小学生でもプロを目指して本気でスポーツに取り組んでいたり、中学生・高校生で部活動に励んだりと、子どもの頃からかなり激しく運動をしている人に向けて、今回は朝食の重要性についてお伝えします!
本気でプロを目指している人はもちろんですが、そうでない人でも、やはり成長期の栄養状態というのは非常に重要です。
よく言われますが、身体は食べたもので出来ています。身体が大きいというのは、競技の中ではそれだけでもアドバンテージになり得ます。トレーニングも身体を大きくするために必要な要素ですが、そこに栄養がないと大きくはなりません。アスリートにとって、栄養は切っても切れない関係!
でも、一概にコレがいい!というものがないから難しい。その子にとって一番良いものを探すうえでも、情報収集と試行錯誤を繰り返していきましょう!
朝食を抜くと午前中のパワーダウンを招く
朝食は毎日摂れていますか?
朝食を抜くと、身体や脳への栄養が不足し、午前中にパワーが発揮できません。これはスポーツに限らず、勉強についても頭が回らず集中力が欠けることになります。
さらに、これは大人でも言えることですが、負のサイクルに陥りやすくなります。朝食を抜くことで、夜にお腹が減って、そのタイミングでガッツリ食べてしまう。そうすると睡眠中も身体は消化をしなければいけなくなり、熟睡ができず、朝スッキリ目覚めることができなくなります。そして、やっぱり朝食を抜いてしまう。
育ち盛りのアスリートにとって、栄養が大切であることはもちろんですが、同じくらい睡眠も重要になります。この負のサイクルに陥ると、栄養面でも睡眠面でもマイナスになってしまうので、まずは朝食を毎日摂るよう心がけましょう!
朝食を抜くことはパフォーマンスダウンに繋がる
小学校や中学校は給食のところが多いと思いますが、給食はアスリート向けには作られていません。一般的な子どもに合わせた食事になりますので、ジュニアアスリートからすると、量が少ないことが多い印象です。
朝食も摂っておらず、お昼の給食も量や栄養素が不足しているとなると、これはなかなか大変です。。。子どもは授業の合間にコンビニでおにぎりを買って食べるなんてことは出来ないわけですから、不足した状態が朝からずっと続くことになります。
そして、その間も学校で走り回ったり、授業後に練習があったりと、かなりのエネルギーを消費し続けます。
エネルギー切れや栄養素不足は、練習の質の低下やケガに繋がりやすくなります。結果的にパフォーマンスが上がりません。アスリートにとってエネルギー不足は大敵!そうならないために、朝食からしっかり摂りましょう!
主食・おかず・野菜・果物・乳製品をできるだけ揃える
では、朝食で何を食べればよいのか。推奨されているのは、主食・おかず・野菜・果物・乳製品という栄養バランスがとれた食事です。
とは言え、なかなか毎日これ全部を準備するということは難しいですよね。果物をオレンジジュースに変えたり、前日の残り物を使ったり、完璧ではないにしても、少しでも近づけるよう工夫していって頂きたいです。
トレーニングや技術的な部分は指導者の目が届く範囲ですが、食事についてはどうしてもご家庭に頼らざるを得ないところ。競技で結果を出すために、朝食の重要性を再確認して、食生活をより良くしていきましょう!
それでは動画をご覧ください!