打撃において上半身の使い方は重要と言われており、上半身の使い方は、複雑な動きが求められます。また、上半身を上手く使うことができれば、打ち損じなどのミスが減るでしょう。
本記事では、バッティングのパワーや打率を上げたい方にむけて、打撃における上半身の使い方を紹介します。
バッティングにおける目線の使い方は?
まず、目線は近くを見ずにできるだけ遠くを見ることを意識しましょう。遠くを見ることにより、背筋が伸び、自然とパワーポジションを作ることができます。
パワーポジションとは、股関節に体重が乗った状態で、力を一番発揮しやすい姿勢のことです。
バッティングで大事な3つの要素
バッティングにおいて大事な3つの要素は、タイミング・バランス・リズムです。
・タイミング:自分が打ちやすい形を作れるようにタイミングを合わせて、打ちにいくことを意識しましょう。
・リズム:投手の始動のタイミングに合わせて打ちにいくためには、構えている間のリズムが重要です。
・バランス:フォームの中で体制が崩れてしまうと、上手く力が発揮できないため、バランスを良くして体制崩れを防ぐことが重要です。
後ろの手の使い方
後ろの手は、身体の近くの球をボールの内側を捉えるように使いましょう。身体の近くでバットを内側から出すことで、差し込まれても対応することができます。
前の手の使い方
前の手は、引っ張ってリードする意識で、ボールと身体の間にグリップを入れるように使いましょう。余計な動きをすると、バットをこねてしまう原因になるため、注意が必要です。
下半身の意識
下半身は、後ろ足の内側で溜めた力を前足の内側の壁にぶつけるイメージで下半身を使いましょう。上半身の使い方も大事ですが、下半身の動かし方も重要です。下半身もしっかり使えるように意識しましょう。
下半身と上半身の動かし方を意識する選手は多いですが、目線まで意識する選手は少ないでしょう。目線だけでなく、リズム・タイミング・バランスなど今まで意識していなかったことを意識できると打撃の技術が大幅に上がります。
この打撃方法は、打撃が上手くいかないと感じている選手におすすめです。
練習内容の詳細は以下の動画からご覧ください。