野球を始めてすぐに取り組むバッティング練習方法のひとつにバントがあります。バントは、ボールをよく見る癖付けができたり、バットの芯でボール捉える感覚を養えたりと効果的なバッティング練習のひとつです。
本記事では、バントを正確に決めるための練習方法とポイントについて紹介します。バントが苦手な選手や練習方法を知りたい選手は、ぜひ参考にしてみてください。
バントをするときのポイント
バントの失敗では目とバットの位置関係に原因がある場合がほとんどです。ボールに対して腕だけでバントをしにいってしまうと、目とバットの位置が離れてしまい、ファウルになってしまったり、空振りになってしまったりする原因になります。
目とバットの位置を変えずに、膝や腕を使ってバント練習をしましょう。それでは、練習方法をご紹介します。
1.片手キャッチ
バットを握る上の手を使った、ボールの勢いを吸収するバントの基礎練習です。(動画8:17-9:53)
片手キャッチのやり方
指導者もしくは一緒に練習をする選手から5mくらい離れて、下から投げてもらいます。バントの構えをした状態で、ボールを片手でキャッチしましょう。
片手キャッチのポイント
腕だけでボールを追うのではなく、膝を使って「目と手の位置関係」が崩れないようにボールをキャッチすることが大切です。
2.片手バント
この練習は①の練習を実際にバットを持って行う基礎練習です。(9:56-11:00)
片手バントのポイント
1番目の練習方法と同様に「目と手の位置関係」が崩れないようにボールを受け取るイメージで練習しましょう。
①と②の練習では、最後までしっかりとボールを見ることと「目と手の位置関係」をなるべく変えないことを意識してください。少し大げさにやってみることも癖づけるためには効果的です。①②の練習後、上から投げてもらい、通常のバント練習に切り替えましょう。
送りバントの失敗は、攻撃の流れを変えてしまうこともあります。バントの基礎練習を取り入れて1発で決められるよう、準備しましょう!
それでは動画をご覧ください。