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サッカー ロナウジーニョ ボールに触らせないフェイント「エラシコ」

サッカー ロナウジーニョ ボールに触らせないフェイント「エラシコ」

サッカー経験者では、誰もが知っているであろうロナウジーニョ。天性のボールセンスで高いテクニックから産み出される独創的なプレーでファンを沸かせ、試合中にも笑顔を見せる姿からファンタジスタと称賛される素晴らしい選手です。

そのロナウジーニョ選手が、得意技として使っていたのがエラシコ。まずは現役時代のロナウジーニョ選手のエラシコをご覧ください。

【手に負えない】ロナウジーニョが最も覚醒してた時のプレイ集

相手を置き去りにするエラシコは、とても心強い武器になります。今回はロナウジーニョの得意なエラシコを最後の動画を元に詳しく解説していきます。

ボールを最初に触るのは親指の付け根

エラシコの最初のタッチは、親指の甲側の付け根でボールを押し出すように触ります。アウトサイドで触ってしまうと、タッチが大きくなってしまい切り返しの角度が出せなくなってしまいます。

進行方向へ膝を出してフェイントをかける

ゴールキーパーはPKの時、蹴る軸足の膝の方向を見てキックがどっちに飛んでくるかを判断します。それと同じようにDFもやはり膝の動きを見ているので、エラシコの動き出しで相手に反応してもらうために、あえて膝から動き出す事で相手を誘い出す狙いがあります。

エラシコの切り返しの角度を出すために膝から動きますが、触るのはあくまで親指であることを意識しましょう。親指で触って切り返しも親指側でボールをタッチします。

エラシコの練習方法

止まったボールでエラシコを使うのは難しいので、目の前に置いたボールを自分の方へ少し転がしながらスタートします。

ボールを引いて、親指でタッチ→親指でタッチと言う一連の流れを練習しましょう。

切り返しの親指タッチの際は、タッチと同時に足を着地させるように使います。ボールの切り返しとともに、体も進行方向を変えるためのステップを兼ねています。

エラシコのポイントを整理すると

  1. タッチは親指→親指
  2. 動き出しは膝からいく
  3. 切り返しの足を地面に着くと同時にタッチ

この3つのポイントを押さえて、まずはゆっくりからスタートしましょう。

エラシコがうまく出来ないパターンとして、ボールの動きが「く」の字に動いてしまう場合があります。そうすると、自分の足で次のボールをタッチできません。ボールは「つ」の形で動くようにボールコントロールします。

それでは動画をご覧ください。

【エラシコ】一瞬で敵を置き去りにするフェイントを教えます|サッカー

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