次々と繰り出されるアクロバティックな技で、人々を魅了するブレイクダンス。一度は「あんな事出来たらいいな」「カッコいいな」と思った事はありませんか?
とは言え、逆さになったり、床で回ったり、「難しくてできっこない」と感じちゃいますよね。憧れるけど、そんな風に諦めがちなブレイクダンス。
実は4つのスタイルで構成されていて、自宅でも練習できる簡単な技もあるんです!今日はその中でもフットワークというスタイルの「6歩」をご紹介します。
6歩とは?
6歩は、ブレイクダンス特有の動きであるフットワークの一つです。フットワークには「6歩」以外にも「5歩」「4歩」「3歩」「2歩」「1歩」などもあり、地面に足をつく歩数が名前の由来となっています。
中でも「6歩」はブレイクダンス初心者がまず最初に覚えるフットワーク。屈んだ状態で地面に手をつき、腕で体を支えつつ6歩のステップを踏みながら元の形に戻ってくるというフロア技。
大技ではないけれど、滑らかに出来るとそれだけで十分カッコいい!ブレイクダンスは組み合わせで出来ているので6歩ともう一つ出来るようになるだけで立派なダンスが完成します!
それでは、実際にやってみましょう!
6歩に挑戦してみよう!
まず屈んで両手を地面につきます。手は甲が外側を向くように、つく場所は両肩の下あたりにしましょう。足は肩幅よりも広く開き、母指球で地面をグッと捉えるのがポイント!膝は曲がっていてOK!腕に体重が乗っていて足が動きやすい状態が「構え」です。
構えが出来たら、
一歩目:左足を右手のある位置付近を目指して斜めに出します。
(この時、右手は浮かして逃がす。身体は斜めになり、左手と両足の三点で支えている状態)
二歩目:右足を左膝の後ろに掛けるように入れる。
(足を組んでしゃがんだような状態)
三歩目:左足を一回前に伸ばしてから曲げてしまいこむ。
(左手は床についたまま上半身は少し反って、両足を曲げてしゃがんでいる状態)
四歩目:反対の手にチェンジして右手で床をおさえつつ、右足を前に出して左足に掛ける。
(身体が斜め右に傾き、二歩目と反対に足を組んだ状態)
五歩目:右足の小指で床をおさえ、右手と右足で腰を浮かしつつ左足を後ろに下げる。
六歩目:右足を元の構えの位置に戻す。
6歩の練習 ポイント!
・6歩は時計回りでも、反時計回りでもどちらでもOK!人間には癖や効きがあるので、自分の身体のやりやすい方で練習してみてください。
・最初は手や肩がいたくなるけど、一歩一歩を丁寧に。
・余裕が出てきたら、膝と腰の位置に注意!膝を立てない事と、腰が高くならない事が滑ら かにかっこよくみえるコツ!
・円を描くようにイメージして足を戻す。
・元の形にきっちり戻るよう意識する。
参考動画を見ながら練習してみてくださいね。
【初めてのブレイクダンス】基本フットワークをマスターして君もブレイクダンスを踊ろう!
いかがでしたでしょうか?
パリオリンピックに先駆けて、皆さんもお家でB-Boys・B-Girlsになってみませんか?