本記事では、バレーボールの技術の1つである「フライングレシーブ」の練習方法やポイントをご紹介します。バレーボールを始めたばかりの選手は、フライングレシーブに恐怖心や不安を持つことがありますが、ポイントを抑えることで、痛くないフライングレシーブができます。
フライングレシーブは、もう少しでボールを拾えそうな場面で使います。フライングレシーブができると、球際のボールをとるときの選択肢が増え、ボールを拾える範囲も広げることに繋がります。
練習方法などぜひ取り入れてみてください!
逆立ちからの胸つけ
フライングレシーブで大事なことは、胸から床につけることです。そのための練習方法として、逆立ちからの胸つけがおすすめです。
練習方法(動画内3:50-5:06)
- ①両手を床につける
- ②足を蹴り上げる
- ③胸→お腹→太ももの順で床に着地する
②の足を蹴り上げる高さは、ピンと真っ直ぐではなく、立ったときの胸の高さくらいの位置に足を上げられれば良いです。真っ直ぐに逆立ちをしようとすると、怪我に繋がることもあるので勢いをつけすぎないように注意しましょう。
ポイント
①あごを上げて胸から着地する
身体全体で着地をすると、腰骨や太ももが床に強く当たって痛くなることがあるので、胸から着地することを徹底しましょう。また、あごを引いてしまうと床にあごが当たり、怪我をしてしまうことがあるので、注意が必要です。怪我防止だけではなく、ボールを見ることも大切なので、あごはしっかりと上げましょう。
②背中を反って足を上げる
胸で着地をしても背中が反っていないと、滑らないので勢いが全身にかかってしまいます。足を上げることで背中が反りやすくなり、胸から床に着地しやすくなります。
以上がフライングレシーブの練習方法とポイントです。怖いと感じる選手は、柔らかいマットなどを敷いてその上で練習をするようにしましょう。
それでは動画をご覧ください。