クエン酸、おそらくどこかしらでは聞いたことがあると思います。筋トレに励んでいる方であれば、サプリメントでクエン酸を摂取している方もいるのではないでしょうか?食品だと梅干しなど酸っぱいものに入っていると言われていますね。
このクエン酸、日常生活ではそんなに積極的に摂取しているものではありませんが、実は様々な有難~い作用があります!
今回はクエン酸の作用について紹介します!
疲労回復 乳酸を抑えてくれる
短距離走や筋トレを続けていると、疲れて体が思うように動かせなくなるタイミングがきますよね。これは体内でエネルギーを作る過程でできる副産物の「乳酸」が原因なんです。
この疲労の正体は、乳酸そのものが問題なのではなく、乳酸が溜まることで水素イオンが増え、pHが酸性に傾くことで疲労を感じるんです。が、もともとは乳酸が増えることから始まりますので、この辺りはさらっと流してください。
で、クエン酸の話に戻しますが、この「乳酸を抑える」という働きをクエン酸は持っています!
乳酸は運動をしないと産生されないわけではありません。私たちは生きていくうえで常にエネルギーを消費します。つまり、常にエネルギーは作られ続け、同時に乳酸も作られ続けているんです。その乳酸が溜まらないように抑えてくれるため、クエン酸は疲労回復に良いとされているんですね。
さらに、クエン酸自体は酸性ですが、体内で膵液とまじりあうことによって弱アルカリ性になります。疲れやすい状態というのは体が酸性に傾いていますので、pHを調節するという点でも、疲労回復に繋がると言われています。
筋トレで体に多々ストレスをかけている方は是非疲労抜きに試してみてください!
ダイエット 脂肪をエネルギー源にしてくれる
体内でエネルギー源としてまずはじめに使われるのは「糖」です。だから有酸素運動をする場合は20分以上継続した方がいいなんて言われますよね?それは20分程経過したあたりから、糖をエネルギー源にする割合より、脂肪をエネルギー源にする割合が増えてくるからなんです。
しかし、ここでクエン酸の登場です!クエン酸はエネルギーを産生する過程にはたらきかけて、脂肪を先にエネルギー源として使うように切り替える助けをしてくれます!これがダイエットにもよいとされる理由です!
脂肪燃焼したい方は是非試してみてください!
ちなみに、脂肪燃焼させてエネルギーを作る過程では、ビタミンB群や鉄マグネシウムも欠かせない栄養素になりますので、クエン酸だけでなく、ビタミン・ミネラルもお忘れなく!
クエン酸には他にも、抗菌作用、抗ウイルス作用、自律神経を整える作用、さらにはミネラルの吸収がよくなるなど、様々なはたらきがあります!そんなクエン酸を摂るにはどういった食材がいいのでしょうか?
クエン酸を多く含む食品 摂取量の目安と摂取のタイミング
100gあたりに含まれるクエン酸の量は以下です。
・梅干し 7g(※塩分も多く含むため、摂りすぎ注意です!)
・カボス/ライム 6g
・レモン 3g
・グレープフルーツ 1.1g
・キウイ 1g
・オレンジ 0.8g
・パイン/イチゴ 0.7g
1日の摂取量としては3〜15gを目安として摂りましょう。また、クエン酸自体は「酸」なので、粘膜などにはダメージを与えやすいです。そのため、食中・食後に摂ることがおすすめです!理想としては、こまめに2〜3gくらいを2〜3時間毎に摂るとよいでしょう!
クエン酸は筋トレやダイエットだけでなく、健康にもいい影響を与えてくれます!1度意識して摂取するよう試してみてはいかがでしょうか?
【#121】筋トレ、ダイエットには必須なクエン酸の効果がヤバすぎた。日本なら簡単に○○で摂れる。