サッカー経験者では、誰もが知っているであろうロナウジーニョ。天性のボールセンスで高いテクニックから産み出される独創的なプレーでファンを沸かせ、試合中にも笑顔を見せる姿からファンタジスタと称賛される素晴らしい選手です。
そのロナウジーニョ選手が、得意技として使っていたのがエラシコ。まずは現役時代のロナウジーニョ選手のエラシコをご覧ください。
相手を置き去りにするエラシコは、とても心強い武器になります。今回はロナウジーニョの得意なエラシコを最後の動画をもとに詳しく解説していきます。
試合で使えるエラシコ
ドリブルしながら相手と近づいた時に、普通に相手が迫ってくるのであればシンプルにカットインや縦に抜いていく動きでもOKです。
エラシコが活躍する場面は、相手が下がってきてくれる場面です。
一般的に、エラシコは一撃必殺のイメージで自分が先に動いて運がよければ抜けるが、そうでなければ対応される事が多いです。
ここに2軸の動作を加えて上げると、格段にエラシコの成功率が上がります。
両足に重心が乗る2軸を作る
ドリブルをしていき、相手が下がっていく場面でエラシコを使いますが、仕掛ける瞬間に「2軸」を作り出し、両足に体重が乗っている状態を作ります。
軸足ばかりに体重が乗っていると、カットインしづらくなります。そのため、軸足から蹴り足の方に軸を移す動作をして2軸を作ると、内にも縦にも動いてかわす動作がしやすくなります。
まずは小さいスペースで2軸→エラシコ練習
最初からドリブルを入れると難しくなるので、まずは1〜2mの範囲で両足に体重をかけた状態からエラシコができるように練習しましょう。
2軸のステップが入るだけで、DFのタイミングを少し外してエラシコを仕掛ける事ができ、かわしやすくなるメリットもあります。
さらに、通常エラシコはスピードに乗っていると使えないのですが、2軸を利用するとトップスピードでもエラシコができるようになります。
一度相手にエラシコのイメージを擦り付けたら、それを使わずともカットインや縦で抜きやすくなるはずです!ぜひ試してみてください。
それでは動画をご覧ください。