チェアーは一番簡単な決め技!
ブレイクダンスは、「エントリー(立ち技)」から始まり、「フロアムーブ」という床に入る動きがあって、「フリーズ(最後の決め技)」の流れで踊るのですが、チェアーはその「フリーズ」の部分の技。
フリーズの中でも最も基本になる技で、チェアーが出来ると、ブレイクダンスに必要な体幹や腕の力も身につくので「ウィンドミル」等の難しいフロアムーブも挑戦できるようになる、一番簡単な決め技であり、ブレイクダンスの登竜門なのです!
チェアーって「椅子」って意味?
チェアーは、腕と頭で身体を支えて足を浮かせる技なのですが、「椅子」ではなく「椅子に座って足を組んでいる人」が、この技の形に似てることから名前がつけられたそうです!
ブレイクダンスらしい技の第一歩、習得期間は人にもよりますが一週間程度で習得できる人が多いので是非挑戦してみてください!
※体重が手首にかかる為、手首を擦ったり軽く動かしたりして準備運動してから行ってくださいね。いきなり体重をのせずに少しずつがポイントです!
それでは、比較的簡単に出来てお家でも練習できる技「チェアー」をご紹介します。
チェアーをやってみよう!
- 1.左右どちらかのひじをおへその横当たりにつけます。
- ※慣れてきたら骨盤の横当たりにつける(腰骨にのせる)とより良い。
- 2.その手を床につけます。
- ※自分の身体に対して指先が90°に(頭を0時とすると3時の位置角度にして)置いてください。
- 3.反対の手を近すぎない所(身体の中心から拳三つ分位)の床につきます。
- ※こちらの手の角度はこだわらなくて大丈夫です。
- 4.側頭部を床につけます。
- 5.足を浮かせます。
- ※最初は両足あげるのが難しいので、片足だけあげて、お腹の筋肉が使えるようになったらもう片方を上げる。
- 6.最後は上げた足を縦にクロスする。
これで、チェアーが完成です!
ここから、動きを加えて足を回したりするわけですね!最初は筋力の問題もあって難しいですが、コツをおさえて練習すると誰でも習得可能なんです!
チェアーをやる上での注意点
必ず手首の準備運動をして行いましょう!特に小指側の手首は傷めると治るのに時間がかかります。最初のうちは少しずつ様子を見ながら体重をのせていってくださいね!
足を浮かす際は、足を伸ばすと体重がかかって難しくなるので、最初は膝を曲げて浮かすように練習しましょう!
いかがですか?フリーズが出来るとブレイクダンスらしくなって来ますね!ブレイクダンスに必要不可欠なチェアー、皆さんも、参考動画を見ながら是非踊ってみてくださいね!