卓球 9-9の勝ち方接戦をモノにする戦術相手との駆け引きと得意サーブ｜メンタル

勝ち続けることは非常に難しいことです。ハイレベルな戦いに出てくる選手は誰が対戦相手であろうと必ず勝てる確証はありません。ここぞという場面で点を取り、厳しい場面でも勝利を掴むことができるのが強い選手です。

今回は9-9からの勝ち方について最後の動画をもとに詳しく解説します。

1番得点率の高いサーブを出す

9-9、10-10の場面で初級者、中級者の方に何を1番意識して欲しいかというと、1番得点が取れる可能性の高いサーブを打って欲しいという事です。

例えば、左利きサーブであれば右利きの相手のフォア前にサーブを出して、正面にツッツキで返ってきたらフォアドライブで返す。

フォア前を警戒されているなと思ったらミドルにロングサーブを入れて返ってきたボールをストレート、クロスで返球する。

このように、最後にやるパターンを決めておく事が初中級者のやるべき事です。

これは上級者向けですが、9-9の展開までに18本のラリーがあります。この18本の中で、相手がどのように対応してきたかを覚えておくことが重要です。

ストップ、フリックはバック前とフォア前どっちが得意か、1セット18本のうちから相手の癖を見て、下回転のフリックするのは得意じゃなく、ツッツキを選択する事が多いななど、分析出来たらそれを予測してサーブを出します。

点を取られた展開を覚えておいて修正するのか、点を取った展開を覚えておいてもう一回同じ展開を作るようにするのか、どちらを選ぶかはその時の自分の判断になります。

では、もっと上のトップレベルはどう考えるのか。

9-9、10-10の場面で、ラリーでは使ってこなかったサーブを出します。フォア順横、YGサーブで組み立てて、この場面でバックサーブを出したり、立ち位置を変えるなど変化を付けてきます。

ポイントは、ここまでのラリー展開を覚えておいた上で新しいサーブを出す事です。

いかがでしょうか？ぜひ、ここぞの勝負所で活かして勝利を手にしてください！それでは、動画をご覧ください。