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競泳 腹打ちしにための飛び込み練習法 「跳ぶ」のではなく「落ちる」|クラブスタート 水泳

競泳 腹打ちしにための飛び込み練習法 「跳ぶ」のではなく「落ちる」|クラブスタート 水泳

競泳のスタートで行う飛び込み。プロの飛び込みを見ると非常に美しく跳んでいます。いとも簡単に行っているように見えますが、実際にやってみると激難!はじめは腹打ち必至です。なかなか普段頭から突っ込むということもないので、テクニックだけでなく、メンタル面では恐怖心が邪魔をしますよね。

今回はそんな飛び込みをきれいにできるようになるために、そして何よりスタートで差をつけるために、段階に分けた練習方法を紹介します!

飛び込みに課題を抱えている方、これから飛び込みの練習を始める方は是非参考にしてください!

レベル1 しゃがんで指先から入水(台横)

まずは台には乗らず、その横から飛び込む練習を行います。

<やり方>

・足幅は肩幅よりやや狭くする

・プールの壁の端に足の指をひっかける

・その場でしゃがむ

・しゃがんだ状態でストリームラインを組む

・前に転がるように指先を水面に向けてプールへ落ちる

ストリームラインを組む時、背中が丸まらないよう気をつけましょう。

また、目線が前を向いて顔が上がってしまうと腹打ちの原因になります。頭は腕の下にしまったまま入水します。

飛び込みで最も大切なことは指先から入水することです。その意識を常に持つようにしましょう!

レベル2 中腰でストリームライン入水(台横)

<やり方>

・レベル1のしゃがんだストリームラインから腰を持ち上げて中腰になる

・指先を水面に向ける

・前に倒れるように指先から水面に落ちていく

・足が台から離れる直前に膝を伸ばす

ここでのポイントは指先の向き!あまりに手前に指先を向けると、入水が深くなり危険です。反対に前を向き過ぎても指先からの入水ができず腹打ちします。目安としては5mラインの少し手前に指先を向けるようにしましょう。

また、「跳ぶ」のではなくプールに「落ちる」というイメージで行いましょう。跳ぼうとすると指先が上に向きがちです。そうするとやっぱり腹打ちします。もともと台は水面より高い位置にありますので、ここからさらに高く跳ぼうとせず、まずは落ちるというイメージで行ってください。

レベル3 台の上から入水

<やり方>

・レベル2を台の上から行う

ここでも跳ぶのではなく「落ちる」意識が大切です!また、指先の向きもレベル2と同様、5mラインの少し手前に向けましょう!

レベル4 クラブスタート

レベル3で行った内容を、はじめからストリームラインを組むのではなく、構えた姿勢から始めます。

ここでのポイントもこれまでと同じです。

・背中は丸まらないようにすること

・腰が低い位置にあると指先からの入水ができないので、少し高い位置で構えること

・「跳ぶ」のではなく「落ちる」イメージで行うこと

台の上から行うのが恐い方は、台の横から行ってください。

このように段階を分けた練習法があると、出来そうな気がしませんか?プロの選手の飛び込みを真似してもはじめは上へ跳んでしまい腹打ちする確率が高いため、まずは「落ちる」練習から始めてみてください!

また、飛び込み練習は安全を必ず考慮したうえで行いましょう!

それでは動画をご覧ください。

参照元:【水泳-スタート初心者編】これで腹打ちとはおさらば!きれいに飛び込むための練習方法! 

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