本記事では、Bリーグの千葉ジェッツふなばしの富樫勇樹選手が実践するシュートフォームの固め方について紹介します。

2023年のバスケットボールW杯では日本代表の中心選手として、チームを牽引しました。ドライブやパスなど多彩なスキルを持ち合わせおり、その中でも正確なシュートも彼の大きな武器のひとつとなっています。

今回は富樫選手のシュートフォームを作る上での基本的な考え方とそのフォームを固めるための練習方法について紹介します。

シュートフォームの固め方

まずは、富樫勇樹選手のゴールシーンの動画をご覧になってみてください。さまざまな位置、体勢からシュートを打っていますが、練習と同様のシュートの動作であることがわかり、「シュートフォームを固めること」の重要性がわかるでしょう。

シュートフォームを固めるためには、まず基本的なスタンスから始めます。足の位置は肩幅くらいに開き、自分が立ちやすいポジションを取ります。ボールを手に乗せ、まっすぐ前に腕を伸ばし、腕が床と平行になるようにします。

この時、ボールはしっかりと手のひらで支えることが重要です。次に、ボールを頭の横まで持ってきて、シュートの準備をします。この時、肘が外側に開きすぎないように注意し、肘はゴールに向けて直角に保ちます。

練習方法「片手にバックボードに向かって10本打つ」

この練習方法は、シュートフォームの基本的な感覚を掴むのに最適です。まずは片手でバックボードに向かって10本のシュートを打ちます。この練習では、腕の振り方やボールの放出点など、シュートの基本的な動きに焦点を当てます。10本のシュートが決まったら、もう一方の手を添えて同じ練習を行います。

この段階で、シュートの感覚が掴めてきたら、次はパスを受けてからのシュートに挑戦します。パスを受けた瞬間からシュートまでの一連の流れをスムーズに行うことができるようになると、シュートの成功率は格段に向上します。

シュートフォームを固めるためには、基本に忠実な練習を積み重ねることが不可欠です。富樫勇樹選手のような確実なシュートを身につけるためには、シンプルながらも効果的な練習方法を実践し、正しいフォームを身につけることが重要です。基本的な考え方を頭に入れた上で、片手でのシュート練習から始め、徐々に難易度を上げていくことで、シュート技術の向上を目指していきましょう！