グラウンドを縦横無尽に駆け回り、誰にもボールを取られないドリブル。どんなDFがきてもかわしていくカッコいい姿に憧れてサッカーを始めた選手も多いのではないでしょうか?
本記事では、サッカーで最初に習得すべき「ドリブル技術10選」についてご紹介します。サッカーを始めたばかりのお子様はもちろん、大人の方や指導者の方もぜひ参考にしてください!
1から始めるドリブル技術 ボールタッチを極める
練習を始めたばかりの方は、これから紹介する10のドリブル技術を練習しましょう。ボールタッチを覚えることで、ドリブルだけではなくトラップやシュート技術の向上にも繋がってきます。
1.シンプルドリブル
一番基本となるドリブルです。足元からボールが離れすぎないようにまっすぐドリブルします。足のアウトサイドの部分でボールを押し出す感覚で触ります。
2.カットドリブル
基本のアウトサイドドリブルが出来たら、次は方向転換です。相手がボールを奪いに来た時や、方向を変える時に使います。切り返しの瞬間に、足のアウトサイドもしくはインサイドを使ってボールに触ります。
3.ブロックターン(アウトサイド)
アウトサイドでターンする場合は、相手から遠い足でボールをタッチし、相手とボールの間に体を入れてボールを守りながらターンをします。これが出来るようになると、ボールを相手から遠ざける事が出来るため、ボールを奪われにくくなります。
4.ブロックターン(インサイド)
3のブロックターンをインサイドを使って行います。相手から近い方の脚を使ってボールにタッチし、相手に背中を向けるように回転します。インサイド、アウトサイドの両方が使えるようになると、左右どちらの相手にも対処出来ます。
5.足裏で引く
ドリブルで無理をする必要がない場面では、ボールを後ろに引いて相手から遠ざけます。引き方は、足裏の前方部分を使い、ボールを止めると同時に後ろに引きます。その時、軸足を前に浮かせるとボールを引きやすくなります。
6.細かいアウトタッチ
1のドリブルをさらに細かくします。メッシもこのドリブルが得意で、狭いスペースや相手が近い状況でのボールコントロールで活躍する技術です。薬指の付け根付近でボールを触り、それにともなって軸足も細かくステップする事がコツです。
7.ボディフェイント
ドリブルから体を左右に揺さぶり、相手を迷わせます。最後は揺さぶった方向と反対方向にボールをタッチし、突破します。ポイントはフェイクの足をボールの横に置くことで、よりリアル感が増します。
8.シザース
ブラジル人もよく使うフェイント。ボールを触って進行方向を変えるように見せかけ、ボールをまたいで逆方向へかわしていきます。フェイクの足は、かかとをボールの前に通す意識でまたぐことがポイントです。
9.ステップオーバー
シザースがボールを内側から外側へまたぐのに対して、これは外側から内側にボールをまたいでフェイントします。またいだ後に軸足も大きく外側まで踏むことで、フェイントを大きくみせ、切り返しがしやすくなります。
10.キックフェイント
シュートやロングパス・クロスなど様々な場面で使いやすいフェイントです。一番のポイントは、フェイントの直前まで本当にキックするようなフォームを作ること。蹴る時の目線、手を広げる動作など細かい所もシュート動作に似せるようにしましょう。
フェイントは、つま先付近でボールを触り、DFがいないスペースにボールを押し出すようにします。
いかがでしょうか?これがしっかり出来るようになったら、試合で活躍出来る事間違いなしです!それでは動画をご覧ください。